エンタメ感想製作所

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【ディスクレビュー】バンド好きなら絶対アガる「Afterglowらしさ」全開シングル Afterglow 6thシングル『Easy come, Easy go!』

こんにちは、僕です。

今回はAfterglowの6thシングル『Easy come, Easy go!』のディスクレビューです。
久々の連続リリースでヒィヒィ言っていたのですが、なんだかこの間大量のリリース発表があって白目を向いています。まぁ先のことを考えも仕方ないので、目先のレビューから済ませていきます。
今回はこれこそAfterglowと言えるシングルでした。早速書いていきましょう。

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Easy come, Easy go!

端的に言って最高。最初の1音からずっと「これよこれ!」と高まり続けてしまいました。
間奏のシンガロングは夕焼けを背に歌っている光景が目に浮かんできて、濃厚なAfterglowを感じるパンクロックです。シンガロングで始まるその裏ではギターがテレテレ鳴っていて、ベースでブレイクした瞬間に演奏が突っ走っていくのが本当にアガりました。Afterglowといえばパンクサウンドですが、この曲は如実にそれが出てきていますね。
いやもう、マジで演奏がかっこいいっす。食らわされちゃってギターソロとか思わず声出ました。

ボーカルは蘭とひまりのツインボーカル構成。両者の歌い方もキャラクターがよく出ていて面白いです。蘭がストレートに歌う反面、ひまりは喜怒哀楽がはっきりしてそうな歌で遊び心がありますね。ひまりの歌があることで、グッと「アニソン感」が出てきました。絶妙なバランスです。

歌詞は徹頭徹尾ひまりのことを歌っています。メンバーのひまりへの友情がよく伝わってくる歌詞です。とはいえ、他のメンバーも所々歌に参加しているのに「えい、えい、おー!」のところでは蘭とひまり以外は歌わなくて笑いました。多分メインボーカルじゃなきゃ蘭も歌ってないですよこれ。

いつも通りのBrand new days

イントロからギターのハモリが決まっています。やっぱりどこか夕暮れ時の情景が浮かんでくるギターです。どのバンドでも良いですし、他の楽器も勿論良いのですが、 Afterglowは本当にギターが良いバンドだなと思います。 

曲の疾走感と蘭のハイトーンをサビでぶつけるという、流れとしてはシンプルな曲です。それ故に外さないかっこよさがあります。サビ前でギターがワイドに展開していくところが、サビへの盛り上がりのレールを引いているようで個人的に好きなポイントでした。
曲の流れは良くある構成ですが、間奏でキーボードが少し味付けを変えているのが良いアクセントになっています。曲のラストもそうですが、ポップかつちょっと間抜けさも感じる展開になっているのは、普段の日常感の演出でしょうか。

この曲は進級したAfterglowの面々についてのイベントで使われた曲なので「変わっていくことと変わらないこと」という、Afterglowのテーマが歌詞にも色濃く反映されています。曲名も「いつも通り」と「Brand new days=新しい一日」の組み合わせなので、それを表現しています。
そう考えるとやはり、曲ラストをああいう展開で落とすのは「変わらない日常」を表しているのかもしれません。彼女達の歌のテーマは実に学生的で眩しくなりますね。
新学期・新生活など、これまでと環境が変わるこの時期にぴったりの曲だと思います。

終わりに

Afterglowらしさ満載だったシングルで、聞いていてとても楽しかったです。特に『Easy come, Easy go!』はシビれました。ライブで聞ける日が楽しみです。5月のドームでやってくれるかな?
さて、次回のハロハピで連続リリースもひと段落な訳ですが、冒頭でも触れた通りまたたくさんリリースの発表がありましたね。幸い連続ではないようですし、呑気に楽しみにしていようと思います。

それでは今回はこの辺りで。
さようなら!

Easy come, Easy go! 【Blu-ray付生産限定盤】

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  • アーティスト:Afterglow
  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: CD
Easy come, Easy go!

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  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: MP3 ダウンロード


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