エンタメ感想製作所

音楽や映画、ゲームなどの感想・レビューを素人なりに投稿。専門知識はないけど好きな気持ちは皆平等。

ブログ開設1周年だったそうですよ

こんばんは、僕です。

既に昨日のことになってしまったんですけど、どうやらこのブログを開設してからちょうど一年が経過していたらしいです。もう一年も経ってしまったことにはただただ驚きしかありませんが、ブログを書く側としてはまだ一年しか経ってなかったんだといった印象です。なにせバンドリCDのディスクレビューなんてことをしているせいで、毎月数回は確実に更新していたものですから……。体感ではもっと時間が経っていたようにも感じてしまいます。

このブログを立ち上げたときから今まで、スタンスは全く変わっていません。心の内にある想いや言葉をただ吐き出す場が欲しい。その一心で今日まで続けています。僕が書きたいことを書きますし、何か言いたいことがあれば自由に書いていきます。例えばそれはCDや映画、イベントやライブの感想かもしれませんし、時事的な物事への僕の意見かもしれません。それともなんの特筆性もない雑談かもしれません。別に誰も読んでいなくても構いません。ただ、胸に芽生えた感動やモヤモヤした想いを吐き出すことでスッキリしますし、僕は楽しいんです。言うなれば自己満足の場所として、このブログは存在しています。

そんなブログですがありがたいことに、少ないながらも読者が付いてくださったり毎回記事に星も付いています。地道に書いてきたバンドリ関連の記事や何時ぞやのボクシングの記事で、アクセス数もかなり増えてきました。今年中には簡単に1万アクセスを超えていきそうです。自己満足の場ではありますが、読んでくださる方がいるというのは嬉しいことです。僕の記事が少しでも読んだ方の心を動かしたり、何か考えるきっかけになっているのならば嬉しい限りです。更新が義務になると続かない気もするのであまり深く気にしないようにはしていますが、少なくない数の誰かが読んでいるという事実はモチベーションになります。これからもくだらないことや素人の感想をつらつらと書いていくので、どうかよろしくお願いいたします。隙間時間の穴埋めや暇つぶしにでも気軽に読んでください。

 

さて、大学三年生の一年も半分を過ぎ就活の準備が始まってくる今日この頃。まずはAfterglowのディスクレビューを書こうと思います。就活準備は大学が始まってから少しずつ進めていきましょうね。残り少ない学生生活だからこそ、できるときに好きなことをやっていこうというわけです。

それでは今回はこの辺で、おやすみなさい。

【ディスクレビュー】一層濃く表現されたRoseliaの特色が、二つの顔を見せるシングル Roselia3rdシングル 熱色スターマイン

こんにちは、僕です。

今回はRoseliaの3rdシングル『熱色スターマイン』のディスクレビューです。かなり早いリリースであっという間に3枚のシングルを発売したRoselia。3rdシングルまで来て、これまで表現されたRoseliaの特色がよりはっきり表現されているような気がします。それでは早速書いていきましょう。

 

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熱色スターマイン

熱色スターマイン

Roseliaの特色のひとつ、ヘヴィかつメロディアスなサウンド

 曲調としては1stのBLACK SHOUTのようなヘヴィなサウンドの中にダークさのあるもので、そこにLOUDERやRe:birth dayのようなシンセサウンドが加わっています。シンセについては2曲目の方で触れますが、こうしたヘヴィかつメロディアスなサウンド構成はRoseliaらしさであり、このバンドの特色のひとつでしょう。

イントロのピアノとストリングスから始まる荘厳な入りはBLACK SHOUTのイントロをイメージしているのかよく似ています。この部分を含め要所要所で目立つピアノが楽曲のメロディアスさを高めていると思います。また、Bメロでの低音の効いたギターやベース。ドラムのリズムや鐘の音が重厚感と重みのある空気を作っています。ここはメタル系統の音楽に近い重たさでとても好きです。

 

突き抜け調和するボーカルパートの魅力

毎度のことですけど相羽あいなさんのボーカルがとてもいいですよね。突き抜けるような芯のあるボーカルが曲の激しさとマッチしてとてもかっこいいです。 こういう曲調のバンドなので、演奏に負けないボーカルの力強さはとてと重要だと思います。

またところどころにある他のメンバーがユニゾンで歌っているパートも、曲のリズムを作っているような気がします。個人的にはサビの「We carry on」のところで語尾を伸ばしているのがコーラスパートみたいになっていて好きです。

 そういえば今回はあこ役の櫻川さんも、サビ前の一節でメインボーカルを取るところがありますね。恐らくポピパの八月のifに合わせた構成なんでしょう。よく知らなかったんですけど、櫻川さんもすごく歌が上手いですね。

そうそう、触れるのを忘れるところでしたがラスサビ前に友希那の台詞パートがあるんですよね。「頂点へ、狂い咲け」という口上のようなモノが入っています。7月のライブで僕は聞いていましたが、ライブの方が圧や勢いがあってやっぱりかっこよかったですね。どうでもいいですけどこの台詞、家虎対策でもあるのかなって思いました。

 

ーHEROIC ADVENTー

Roseliaの特色のひとつ、曲を形作るシンセとキーボード

さて、先ほどはRoseliaの特色のひとつである、楽曲の重たさについて書きましたがこの曲ではRoseliaのもうひとつの特色である、シンセとキーボードについて触れていきます。この『ーHEROIC ADVENTー』では非常にシンセのデジタルサウンドとキーボードの音が目立っています。これはLOUDERやRe:birth dayでもよく目立っていた音でした。こうしたエレクトロニカサウンドのあまり重たくない曲もRoseliaらしさのある曲調なんだと思います。『熱色スターマイン』と比べるとかなり雰囲気が違いますが、こちらもピアノがメロディアスです。

音色的にはこれまでのRoselia楽曲でもあったモノですが、曲調といいますか展開は少し新しいようにも感じます。陽だまりロードナイトのときのように「オーオーオーオー」という掛け声的なパートがあるのはライブで楽しそうですね。ここも含めてRoseliaの曲の中ではかなり明るいというか、アニソン的な曲だと思いました。この曲はヴァンガードのED曲に使われるそうですが、カードゲームアニメの曲っぽさが凄いするんですよ。具体的に何がそうなのかって聞かれると難しいんですが。デジタルサウンドが強いのもそうですし、サビの盛り上がり方もそうですが、個人的に一番ぽいなと思ったのは、サビ終わりの展開なんですよね。『想像が勝利を連れてくる』の辺りです。キャラクターたちがカードを構えている集合イラストの映像がピッタリハマります。

 

 

曲名通りヒロイックな歌詞

歌詞に関してはRoseliaらしくないモノだと思います。直接的な歌詞ですし、『勝利』とか『仲間』とかそういう言葉選びはRoseliaにはなかったですよね。曲調や音楽性に合わせた、もっと回りくどかったり気取ってかっこつけたような歌詞が多かったと思います。この歌詞もカードゲームアニメらしい『熱血感』があるんだと思います。だって『One for All for One!』ですよ? それこそ歌詞の通り、ヒロイックな歌詞ですよね。ちゃんとタイアップを考慮した歌詞なんでしょう。友希那ってこういうタイアップが決まったらちゃんと歌詞合わせるんでしょうかね、少し気になりました。そもそもタイアップとか受けるのかな。

 

まとめ

今回の3rdシングルは、それぞれRoseliaの個性、Roseliaらしさが2枚のシングルを経てより濃く表現されていました。

『熱色スターマイン』ではBLACK SHOUTの系譜に連なるダークな世界観を激情的に激しく表現しています。そして『ーHEROIC ADVENTー』ではデジタルサウンドやキーボードが曲を構成する、Re:birth dayの系譜が更に強く表現されました。どちらもRoseliaが得意とする、このバンドの武器とも言える個性が出た曲だと思いました。

 

おわりに

 気付いたら発売からだいぶ経っていて、オマケにAfterglowのCDまで発売されていました。もちろん買っているのでこれもすぐにレビューを書き始めますが、これも来週くらいになってしまいそうですね。ちょっと遠出していたら忙しくしていたので、中々書く暇がありませんでした。書くことを義務にしちゃうと長続きしないと自分でも思っているのでその辺は緩くいきたいところですが、ありがたいことに結構読んでくださる人が増えてきているみたいでして。結構それがモチベーションになっています。僕も自分の思ったこととか感想を吐き出せるのは楽しいですので、今後も楽しんで書いていこうと思います。元々このブログは、僕の好きなモノとかに対して好き勝手に言いたいことを吐き出す場所を改めて作りたかったというモノですので今後も何かを好きであり続ける限りは続くと思います。

 

それでは今回はこの辺りで、さようならー。

 

 

 

 

東山奈央1stライブin武道館から、武道館の価値について考える

こんにちは、僕です。

先日のアニサマ2日目で声優の東山奈央さんの1stライブが発表されたそうです。会場はなんと日本武道館Twitter等でも色々な意見が飛び交っています。僕も1stライブが武道館ということについては、どうしても否定的な目で見てしまいます。

東山奈央、初のワンマンライブを日本武道館で開催&1stアルバム発売(動画あり) - 音楽ナタリー

 

最初に言っておきますけど、これは東山奈央さんには何一つ問題はありませんし、彼女を批判する気も毛頭ありません。悪い、というか気に入らないのはスタッフサイドです。

個人的に東山奈央さんに武道館を埋められるだけの人気があるか否かは問題ではありません。埋められないからやめた方がいいという意見ではないのです。1stを武道館にすることで、スタッフ側は武道館をただの1万キャパの会場としか考えていないように思えてしまうんです。武道館ってもっと特別な場所だと思うんですよ。ただ1万キャパの会場を用意したいだけなら代々木体育館なり、幕張なりを使えばいいんです(代々木は現在工事中ですが) 1stからいきなり武道館という話題性というか箔をつけたい考えがあるのでしょうが、正直僕なんかはそういうのが透けて見える気がして凄いと思えないです。

何より、武道館という会場が輝きと意味を持つためにはそのアーティストのそれまでの歴史が必要だと思います。東山さんは声優としての歴史や、作品の企画やユニットでの活動の歴史は十二分にあると思います。ですがソロアーティストとしてはライブ時にはまだ1年。ここは切り離して考えるべきなんだと僕は思います。1年だから武道館は違うという話ではありません。ただ単純に本当の最初が武道館なのは違うという話なんです。1年の間にソロアーティストとしてライブを重ねていればよかったという話です。1年の積み重ねがあまりにも軽いと思わざるを得ないんです。せめて間に一つライブを挟んだ2ndライブが武道館なら、印象はだいぶ違いましたし素直に凄いと思えた気がします。まぁバンドと違い声優アーティストは1年の間に何本もライブを重ねることは難しいので、簡単に言える話ではないのは理解しています。だからこそ、武道館は避けてほしかった。

武道館に立つ資格がないとか言うつもりはありませんし、そんなことは決してないです。ただ、これでは武道館に立つ意味と価値がないと感じてしまうんです。武道館は一つの到達点です。今でも武道館を目標にするアーティストが多数いて、我々ファンも武道館に特別な想いを抱いていて、武道館に立てず志半ばに去っていく星の数ほどのアーティストが存在している。その事実がある限り、武道館の特別さは揺るがないと思いますし、武道館に立つ意味も生まれてくる。最初が武道館では、武道館でしか味わえない感動も希薄になります。また、積み重ねた歴史がなければ武道館でやる価値も低いでしょう。

『何のために武道館でライブをするのか』

それを今一度考えてほしいと思う限りです。

 

この間のポピパはどうなんだ、という人もいると思います。実際最初は僕も早すぎると思いました。それこそ箔をつけたいのかなとか、最速記録に拘ってるのかな、とか思いました。ですが彼女たちにはメジャーデビュー後3本のライブを重ねた歴史がありますし、実際にはデビュー前からのバンド活動もしていました。2年以上ポピパとしての活動があり、ライブも実際には8本以上ソロで行っています。早いのは同じでも間違いなくそこには歴史があります。だからこそ、武道館は輝いて見えたし、初期からのファンは感動したに違いありません。共有する思い出がそこにはありました。ポピパたちの武道館に対する思い入れも(ガールズバンドという肩書きもあり)非常に強かったのは、ステージでの涙からも分かります。その点でポピパの武道館は、早いながらも確かな歴史とやる意味、そして価値が存在していたライブだったと僕は思います。

 

ちょっと感情に任せて書いてしまったので乱雑な文章になってしまった気がします。ですが、思うところは全て書きました。東山奈央さんの武道館に諸手を挙げて喜んでいる人や、否定的な意見を許さないような人には一度そういったところを考えていただきたいですね。感情論と言われれば確かにそうですが、事実として武道館にはその特別性を現実にする積み重ねや想いがあるのですから。

まぁ実際ライブに行かれる際にはそんなことは考えず、目一杯楽しめばオッケーですが。それはそれ、これはこれです。ライブの内容とこの辺りの話は関係しないですから。色々な意見があると思います。今回の記事の内容に否定的な意見もあるでしょう。ただ僕の想いというか、武道館を特別だと感じているたくさんの人の想いは知ってもらいたいと思います。

 

それでは今回はこの辺りで。お疲れさまでした。