エンタメ感想製作所

音楽や映画、ゲームなどの感想・レビューを素人なりに投稿。専門知識はないけど好きな気持ちは皆平等。

【ディスクレビュー】喜びの中に悲しみを、悲しみの中にも喜びを Poppin’Party 9thシングル『CiRCLING』

こんにちは、僕です。
今回はPoppin’Partyの9thシングル『CiRCLING』のディスクレビューです。個人的に今回のシングル、ポピパの中で一番好きなシングルになりました。今からライブで聴くのが楽しみで仕方ないです。早速書いていきましょう。



CiRCLING

CiRCLING

イントロからとても高揚感のある演奏で、この後に待つ曲展開に向けて非常にワクワクさせられます。多幸感がある爽やかな音色で春らしい開放的な気分も味わえますね。弾むリズムが楽しく、自然と身体も動き出します。かっこいいけどかわいさもある曲で、僕は非常に好きです。初期と比べ現在のポピパの曲はどんどんバンド的側面が強くなっています。この曲も実にバンドらしい音なのですが、Aメロの空気感はアニソンっぽい気もします。『アニソンとバンド音楽の融合』というバンドリのテーマが、高次元で磨かれているように思えました。
歌については香澄の元気なボーカルがとても似合う曲で笑顔で歌っている様子が思い浮かびます。しかし時折聞こえるがむしゃらに訴える叫びのような歌い方が胸に刺さります。この曲はガルパのイベントで、自分たちのチラシが捨てられていたことにショックを受けた香澄が音楽で観客を振り向かせようと歌った曲ですので、そうした伝えたい届けたいという想いが反映されているのかもしれません。サビ直前の少し噛みしめるように歌うところがかっこよくて、個人的にとても好きです。また、今回も香澄以外のメンバーがボーカルを取っており、それぞれの歌う歌詞にもなぜこのキャラが歌うのかという視点で注目していただきたいですね。こうした楽しみ方ができるのはアニソンらしいポイントではないでしょうか。特に沙綾が歌うCメロは印象深いなと個人的には思います。

Forever lasting friends!

この歌詞めちゃくちゃグッと来ます。メッセージ自体は珍しくもないですが、アニメ等のバックボーンを考えた時の破壊力よ。本当にそうであってほしいと心の底から思いますよね。
また、サビで3回出てくる「わ!」という言葉。これはそれぞれ「」「」「」とその後に続く歌詞に合わせて文字が振り分けられています。それぞれすごくポジティブな印象で、文字一つでもこれだけ印象が変わるんだなと日本語の面白さも感じました。実にポピパらしい歌詞です。この場所って音としてもサビの良いところに良いリズムで入ってくるので、フックとして耳に引っかかりますしすごく楽しいんですよね。余計に「わ」の印象が強まります。

受け取った愛は 巡り続ける世界への愛だ

帯のキャッチコピーにも使われていたこの歌詞ですが、すごく良い歌詞ですよね。こんなにポジティブな歌詞はないです。ポピパらしいというか、ポピパじゃないと歌えない歌詞ではないでしょうか。

Light Delight

ピアノのソロから始まり、雪崩れ込むようにエモーショナルなギターサウンドが奏でられるイントロを抜けると、再びピアノのみの落ち着いたAメロがやってきます。溢れそうな感情を押しとどめているような印象も受けますね。曲が進むにつれてその想いが少しずつ溢れ出し、サビで遂にそれが解放される。そんな楽曲全体を通して緩急のある構成になっています。演奏だけ聴くとあまり変わったことはやっていないように思えますが、歌メロがめちゃくちゃ良いです。ボーカルが乗ると一気にエモさが倍増します。先ほど『CiRCLING』の時にも書きましたが、それ以上に悲痛な叫びにも似たボーカルが聞く人間の心を揺さぶります。そもそも香澄、というより愛美さんのボーカルってすごく感情的で、ダイレクトに聞く人間の心に訴えかけてくるようなボーカルなんですよね。ご本人も感情に歌が左右されるタイプと語っていますが、とても魅力的なボーカルだと思います。僕もバンドでボーカルをやっていたりしましたが、自分の場合はあまりそうしたタイプではなかったので、ストレートに感情を揺さぶることの出来る彼女のボーカルは少し羨ましく感じます。
この曲も歌詞は必見です。1番ではこれまでないほど救いのない重たい歌詞が並べられています。

明日になればすべてがなかったように 笑顔で唄うよ

すげぇ辛い、何この歌詞。アニメの時もそうでしたが、普段馬鹿が付くほど明るいからこそたまにこういう重たい歌詞が来ると余計にキツイですね。しかし、2番に入ると暗雲を切り裂くように光が差し込み、ここから「仲間」の存在が描かれます。

つらいこと(キミに) 素直に打ち明けよう
まずは私が 変わらなければ

仲間の存在に気付き、一人きりじゃないことを知ったことによるこの歌詞。曲冒頭では一人ぼっちでベッドに寝そべり、泣きながら天井をただ見ていた訳ですから明確な変化ですね。「孤独なふりをするのはもうやめよう」という歌詞もあるので、一人ぼっちだった訳じゃなくそう思い込んでいたという事なのかもしれません。実際に1番でもメンバーのコーラスがありますからね。そしてラスト目前、遂に仲間達が明確に姿を現して歌います。

「大丈夫だよ 一人じゃないよ」
「諦めないで もう少しだけ!」
「一緒にいれば 素直になれる」
「自分のこと好きになれるよ だから」

エモすぎる。こんなん泣くでしょ。歌詞のストーリーを回収するのはもちろん、メンバーそれぞれが歌うというのがまさしく救いであり、孤独じゃないことの証明になっています。

この世界は一人じゃないよ――

締め括るこの歌詞がこの曲の全てを、それどころかこのシングル全てを物語っている歌詞と言っても過言ではないでしょう。噛みしめるように繰り返される「一人じゃないよ」という言葉が、シングルを通して伝えたかったポピパのメッセージなのではないでしょうか。

まとめ

今回のシングルはタイトルにもある通り、喜びや笑顔の中にも悲しみや涙があり、悲しみの中にも喜びや笑顔があるというシングルだったのではないでしょうか。『CiRCLING』は非常に明るく楽しい曲ながら、発信源は悲しみであったり切実な想いが込められた曲でした。一方『Light Delight』では悲しみや救いのない想いからスタートし、その中で仲間の存在という救いを見つける喜びやポジティブなメッセージが込められていました。ポピパは明るい楽曲の似合う元気印なバンドという印象が強いですが、その裏側には悲しみもある。その表裏一体が表現されているのではないでしょうか。そして喜びも悲しみも、味わうのは決して一人じゃないという「仲間の存在」を歌ったシングルが、この9thシングルだったのではないかと思います。

終わりに

何度聴いてもすごく良いシングルでしたね。ユニゾンの新譜とこのシングルはリリースされてから特に繰り返し聴いて楽しんでいます。バンドリ的には4月はリリースもなく、ある意味5月に向けた充電期間だと思いますが、僕の方は就活も大詰めといったところでしょうか。実は一つ最終選考に進んでいるので、まずは内々定を一つ獲得しておきたいところですね。
それでは今回はこの辺りで、さようならー。

CiRCLING

CiRCLING

【早期購入特典あり】CiRCLING(A4クリアファイル「戸山香澄・牛込りみ・花園たえver.」付き)

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【ディスクレビュー】そのどれもが彼女の歩いた軌跡となる Roselia 5thシングル『Opera of the wasteland』

こんにちは、僕です。
今回のディスクレビューはRoseliaの5thシングル『Opera of the wasteland』です。壮大なファンタジー風楽曲と初のバラード曲の2曲構成なシングルです。表題曲にももちろん注目ですが、今回の目玉は2曲目なのは間違いないでしょう。それでは早速書いていきます。


Opera of the wasteland

Opera of the wasteland

荘厳なオルガンが奏でられ、堰を切ったように激しい演奏が繰り広げられるイントロからは既にファンタジーの匂いが感じられます。楽曲中では絶えず壮大なストリングスが響きます。AメロBメロでは少し閉塞感のようなものも感じますが、サビに突入すると一気にそれから解放され、広大に広がるファンタジー世界を想起させますね。使われている音自体はこれまでの楽曲にも登場したものですし、基盤となる演奏の重厚感も変わりませんが、そこにしっかりとファンタジー風な味付けがされている楽曲と言えるのではないでしょうか。個人的には助走をしているかのようなサビ直前の刻みから繋がるサビの疾走感が堪りません。
ボーカルも曲の展開に合わせて変化していて、サビ突入後のパワフルさがとてもかっこいいです。特に1番のAメロBメロからサビでの変化は分かりやすいですね。柔らかめの歌い方からギアを入れたように鋭く力強い歌い方になります。高音でもパワフルさを損なわないのは相羽さんの魅力の一つですね。

軌跡

Roseliaの曲には今までなかった非常に優しい音色のザ・バラードなこの曲ですが、言うまでもなく5月に引退なされる今井リサ役遠藤ゆりかさんのための曲です。キーボードとシンセサイザーのピコピコ音が基調となるとても切ない曲で、リズム隊は2分を超えるまで演奏に参加しません。途中から聞こえてくるストリングスも切なさを助長します。音数が一気に増えるサビはインストで聴いていてもグッと込み上げてくるものがあります。
と、ここまで曲について書きましたが、なんといってもこの曲は歌詞が良いです。どこも良いので詳しくは各々歌詞を調べていただければと思います。今回は一部の歌詞とボーカルについて書いていきます。
とにかく『ありがとう』が歌われ続ける真っ直ぐなメッセージソングで、ある意味Roseliaらしいとも感じました。なんだか友希那はこういうバラードで回りくどいことを歌ったりはしなさそうですので。個人的にバラードは曲とボーカルの相乗効果が最も現れやすいと思っています。この『軌跡』もボーカルが乗ることで割り増しで泣けます。気持ちが非常に乗ったボーカルというのが実によく伝わります。優しく、そして強く、友希那の声を通して相羽さんの想いが表現されています。演奏が落ち着いている時の優しい歌い方と、盛り上がっている時の魂から歌うようなボーカルがこれ以上ないほどマッチしています。2番のサビからボーカルの上にコーラスが入ってくるのもグッときます。

始まりという名の道 振り向かず前を見つめ

振り返る 優しさに満ちた毎日は
大切なものたちを残してくれた

遠藤さんにとってもRoseliaにとっても、これは新しい始まり。寂しいけれど決して悲しいだけのものじゃない。だから前を見つめてまた一歩、遠藤さんもRoseliaも、そして我々ファン達も進む必要があるのではないでしょうか。そしてたまに振り返れば、そこには彼女が残した「宝物」が間違いなくあるのではないでしょうか。

握る手離れても 終わらない絆がある

一つだって忘れないわ いつまでも熱いままで

遠藤さんが残したモノ、思い出たちは決して失くなりません。Roseliaと彼女の道は別れてしまいますが、育まれた絆は決して切れず、いつまでも暖かな熱を持って彼女たちの中に残り続けるでしょう。それはファンにとっても同じことなのだと思います。例えばCD、例えばグッズ、例えばDVD。引退しても彼女が活動した証は残り続け、ファンが忘れない限りそれは永遠なのではないでしょうか。応援し続けたファンとの絆も、決して終わることはなく続いていくのでしょう。遠藤さんが残した全てが彼女の歩いた「軌跡」となり、これからもRoseliaと共にあります。

まとめ

パワフルかつ疾走感のある『Opera of the wasteland』と切ない感謝のバラード『軌跡』の二本立てのシングルでした。一曲目はRoseliaのパワフルな強さをより尖らせたような曲だったのではないでしょうか。かなりの難曲なのは間違いありませんが、故に相羽さんの上手さがまた光っています。二曲目はバンドリの中でも初めてのストレートなバラードでしたが、素晴らしい歌詞とそれに応える最高のボーカルの手によりとても涙を誘う曲になったと思います。ライブでまず間違いなく僕は泣いてしまうと思います。

終わりに

Opera of the wasteland』には悪いんですが、今回は『軌跡』に持っていかれてしまったなぁと思います。これは流石にずるいです、表題曲でも良かったと思いますよ。というか、アルバムに収録される新曲がこれの方が形的に収まりよかったような気もしますし、オペラももっと目立つようになったように思えます。Roseliaは泣かないからという理由で本番は泣かないように努めると相羽さんが話していましたが、メンバーみんな泣いてもおかしくない位仲が良いですしどうなるのか。それ見たら本当に泣いちゃう、人が泣いてるの見るの弱いんです。
それでは今回はこの辺りで、急いでポピパの方も書きます。

Opera of the wasteland

Opera of the wasteland

フォニックゲインの高鳴りが世界を包む。シンフォギアの進化は止められない。シンフォギアライブ2018ライブレポート

こんばんは、僕です。
今回僕は昨年オープンした新会場である武蔵野の森総合スポーツプラザで2日間開催される、シンフォギアライブ2018の1日目に参加してきました。僕としては二度目の参加となるシンフォギアライブです。両日とも参加したかったのですが流石にチケット争奪戦は激戦でかなわなかったので、初日のみの参加でした。これを書いているのは2日目が終わった段階ですので、初日では放送時期のみが発表されたシリーズ5期のタイトルも書き込めます。戦姫絶唱シンフォギアXV、2019年4月から放送です。楽しみですね。その頃僕は大学を卒業し、新入社員として働き始めていることでしょう。……そうであってほしいです。


セトリ
1.TESTAMENT
2.UNLIMITED BEAT
3.死灯 -エイヴィヒカイト-
4.Draft folder
5.ご奉仕...メイドモード
6.ギザギザギラリ☆フルスロットル
7.Just Loving X-Edge(short ver.)
8.手紙
9.はっぴー すまいる ばけいしょん
10.かばんの隠し事
11.歪鏡・シェンショウジン
12.永愛プロミス
13.Stand up! Ready!!
14.Stand up! Lady!!
15.裸になって…夏
16.Futurism
17.GUN BULLET XXX
18.とどけHappy♡うたずきん!
19.SAKURA BLIZZERD
20.月下美刃
21.ルミナスゲイト
22.負けない愛が拳にある
23.花咲く勇気
24.Rainbow Flower
25.Change the Future
26.風月ノ双疾
27.必愛デュオシャウト
28.アクシアの風
29.旋律ソロリティ
30.激唱インフィニティ
31.虹色のフリューゲル


開幕はやはりこの曲、戦姫絶唱シンフォギアAXZのOPだった『TESTAMENT』です。そして間髪入れず、アプリゲーム戦姫絶唱シンフォギアXDのテーマソングの『UNLIMITED BEAT』が歌われました。水樹奈々さんの歌唱力は流石と言わざるを得ませんでした。スタート直後からテンションは最高潮に達し、このままラストまで走り抜けられるのかという一抹の不安も。この時はとにかく「上手い! かっこいい!」と思い続けていました。
3曲目は『死灯 -エイヴィヒカイト-』でしたが、2日目は場所が違ったそうですね。初日は序盤も序盤から歌われたのでとても驚きましたが、水樹さんのパワーにあてられた我々を一気にパヴァリア組の世界観に引き込む凄まじいパフォーマンスでした。音源でもそうですが、歌い出しのアカペラパートの存在感が凄いです。3人のユニゾンやハモリもとても美しく、衣装の完成度もあってまさしくキャラクター本人がそこに立っているような錯覚を覚えました。サビの迫力と疾走感がたまらなくて、僕はここで一度泣きました。というか、カリオストロ役の蒼井翔太さんが本当に凄すぎて……。立ち振る舞いや声も含めて、これもう完全に女性やなと……。ラスサビで男の部分が出てきてドスの効いた歌声になるところが良すぎて「すげぇ!」と思わず声に出してしまいました。サンジェルマン役の寿美菜子さんは非常に堂の入った歌い方で抜群の安定感でしたし、プレラーティ役の日高里菜さんは2人に比べれば歌は見劣りするも、気後れせず正面から歌い上げ、3人の絶妙なバランスを生み出していました。小手先の技術でなく魂から歌っているようにも見えて、シンフォギアにおける歌とはこういうものでもあるよなと再確認しました。
次に登場したのは調役の南條愛乃さんでした。ここでまさかのXDで配信され、未だフルはおろか音源としても正式には世に出ていないオリジナル曲『ご奉仕…メイドモード』が披露されましたね。僕はやる可能性は考えていましたが、まさかフルを披露するとは思わなんだ……。ここで我々は、他のメンバーのXDオリジナル曲フル披露を悟るのでした。
調が来たならば、次はこれしかありません。切歌役茅野愛衣さんとのデュエットです。まずは『ギザギザギラリ☆フルスロットル』から始まり、2期のデュエット曲である『Just Loving X-Edge』がショートバージョンで歌われました。イヤモニを付けているとはいえ、これを歌えるのは凄いなぁといつも思ってしまいます。
切歌ソロパートでは本人をして黒歴史と言われるあの曲『手紙』が登場。会場に集まった適合者達による「デスコール」が鳴り響きました。めっちゃ楽しいけど今思うと異様すぎる光景ですねこれ。
4期では新曲が来なかった未来役の井口裕香さんでしたが、ここでアプリオリジナル曲の『永愛プロミス』が披露されました。その前に歌われた『歪鏡・シェンショウジン』と並んでめちゃくちゃ重い曲で笑ってしまいました。でもめっちゃかっこよかったし良い曲でした。こういうかっこいい曲もいいですが、『かばんの隠し事』や『陽だまりメモリア』のようなタイプの曲も、今後新曲として登場してほしいですね。
この辺りから中盤戦。続いて登場したのはマリア役の日笠陽子さんです。シンフォギア全楽曲の中でも屈指の難易度を誇る『Stand up! Ready!!』を見事に歌い切る姿があまりにもかっこよかった……。そして『Stand up! Lady!!』は「Naze×3 そこで愛?」のシンガロングでめっちゃ笑いました、楽しかった。
荘厳なイントロから始まる『Futurism』では高垣彩陽さんの歌唱力に圧倒。続くキャラクターとしての曲ではガラリと声質が変わるのが、彼女の凄いところだと思います。キャラ声でこのレベルで歌える人は中々いないと思います。しかも『とどけHappy♡うたずきん!』ではクリスの声からまた違う可愛らしい声で歌っていて、この人の引き出しはどれだけあるのかと脱帽しました。恒例の大爆笑(笑)MCもありましたが、歌ってる時との温度差が酷いです。
シリーズを重ねる度に歌詞の物騒さが上がっていく翼ですが、今回は世界の歌姫としての曲である『ルミナスゲイト』があったのでバランスも取っていたんじゃなかろうか。水樹さんは戦闘曲とこうした曲とでは歌い方にかなり差をつけていますが、やはりこの曲では普段の水樹さんのような歌い方で気持ちよかったです。
さぁ、ここで遂にやってきたのがクイーンオブシンフォギア、響役の悠木碧さんです。激アツなパフォーマンスに僕も終始、振り切ったテンションで声を出していました。特に『Rainbow Flower』は聴けるなんて思ってもいなかったので、ここでも僕は泣きました。この曲本当に大好きなんです……。『花咲く勇気』は2日目にサンジェルマン役の寿さんとデュエットで歌われたそうですね。これは是非とも聞きたかった……。何故初日でもやってくれなかったのか。
3曲のデュエットソングを経てやってきた本編ラスト『アクシアの風』はそれぞれの聖詠が生で聴けるレア曲。静かな入りからシンフォギアらしいアツイ曲展開に突っ込んでいくラストに相応しい曲でした。集大成感もある名曲だと改めて実感。
アンコール後は5期の放送時期が発表。初日でしたのでタイトルはまだでした。「響き合う運命は未来に向かって走り出す」みたいな一文が直前に出てきたと思うんですけど、「あっ……」ってなりました。会場全体がなんとなくそんな雰囲気になっててちょっと面白かったです。
アンコール一曲目の『旋律ソロリティ』は個人的に全てがエモい大好きな曲なんですが、生で聴いたインパクトは相当でした。特にイントロからメロディーも歌い出しまでが完璧だなといつも思います。かっこよすぎる。ちょっと泣けました。
次はもちろん『激唱インフィニティ』でしたが、こちらも激アツでしたね。響の絡む曲は大概燃え尽きそうになってしまいます。ただこの曲に関しては劇中歌バージョンがあまりにも良すぎるので、ライブですらも物足りなさを感じてしまいました。シンフォギアの恐ろしいところです……。
締めはおなじみ『虹色のフリューゲル』です。文句なしの名曲です。毎度思うのですが、この曲には歌っていない他のキャストを呼んでもいいと思うんですよね。せっかくの大団円曲ですし、ライブならではの全員歌唱がいつか見たいですねー。歌っていない面々が少しかわいそうに思えてしまうんですよ。



さてさて、色々あって投稿が一週間遅れになってしまいました。2日目の映像化が(予定調和とはいえ)決定したり5期のタイトルが発表されたり、物販の事後通販が始まったりもしていますね。19年春までワクワクが止まりませんが、それまではライブDVDとアプリをやりながら過ごしたいと思います。楽しいライブでした!