エンタメ感想製作所

音楽や映画、ゲームなどの感想・レビューを素人なりに投稿。専門知識はないけど好きな気持ちは皆平等。

‪BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017!‬ レポ

こんばんは、僕ですよ。今回は先日ライブビューイングで参加してきました、バンドリの3rdライブのレポです。本当なら現地に行っていないので書かなくてもいいかなーと思っていたのですが、衝撃的な内容で言いたいことがたくさんあったためここで消化させていただきたい。ユニゾンの時のライブレポのように、曲一つ一つにコメントしていくようなことはしませんので悪しからず。


セトリ
1.Yes! Bang_Dream!
2.走り始めたばかりのキミに
3.Little Busters!(伊藤彩沙&大橋彩香)
4.Alchemy(愛美&大塚紗英&西本りみ)
5.DISCOTHEQUE(Poppin’ Party )
6.STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜 acoustic ver.
7.ぽっぴん’しゃっふる acoustic ver.
8.魂のルフラン(Roselia)
9.Hacking to the Gate(Roselia)
10.BLACK SHOUT(Roselia)
11.ときめきエクスペリエンス!
12.ティアドロップス
13.キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜

アンコール

14.1000回潤んだ空
15.STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜


ライブ全体について

僕は前回の2ndライブに行っていないので、そこからここまでの間での成長とかは分からないのですが、期間が3ヶ月程度しか空いていないのでさほど変化はなかったのではないでしょうか? ただ、2ndライブ後に撮られたであろうライブ映像なんかと比べると、バンドとしてのまとまり、グルーブ感が増したんじゃないかなと思います。メンバー間の結束が固く一層固くなってきたんじゃないかなと。多少ミスしても、バントのグルーブ感があれば勢いでなんとか出来ますし、聞いてる側も心地よく盛り上がれるので大変重要なことですよね。
まぁちょいちょいミスはあったわけですが、それでもリードギターやベースの細かなテクニックも決まっていたと思いますし、そのミスをさっき言った結束力とグルーブ感でフォローできるようになってきたんじゃないでしょうかね。
初めてライブで披露されたアニメのOPとED曲ですが、思った通りライブで聞くといいですね。これは是非とも会場で聞きたかったなぁと。ライブビューイングは音が少し小さかったりでいまいちな環境だったこともあり、ライブはやっぱり現地が一番だなと改めて思いましたね。特にED曲の方はライブで印象が少し変わりました。これはライブのラストの曲にピッタリだなと。

そうそう、ときめきエクスペリエンス!とティアドロップスの間に繋ぎの間奏があったんですよ。これがすごく良かった。僕は元々そういう演奏大好きなんで、めっちゃテンション上がりました。今後もこういうの増やして欲しいですねぇ。

Roseliaについて

正直、3rdライブ一番の見どころは彼女たちだったと思います。それほどの衝撃でした。ラジオの方で何やらサプライズがあるとは聞いていたのですが、まさかRoselia登場とは。いや、まぁRoseliaがステージに立つこと自体は想像の範疇でした。だけどまさか、Roseliaも生演奏するなんて思いもしませんでしたよ……。誤解を恐れずに言いますけど、この後書くパフォーマンスも合わせて、今回はポピパが食われてしまったと言っても過言ではないと思っています。もちろんポピパも素晴らしかったですが、Roseliaはそれを上回る印象を与えていったと思いますよ。

さて、肝心なRoseliaの曲や演奏についてです。実はこれが一番書きたかったことなんですよね。これを書きたいがために、このレポを書くことに決めたくらいです。率直に言うと、Roseliaの音楽性は『メタル』であると言っていいでしょう。まぁキャラクターの衣装がゴスロリ系だった段階で予想済みではあったのですが。二つのカバー曲については、演奏面について書くときに触れるとして、今はオリジナル曲である『BLACK SHOUT』について触れていきましょうか。
現在YouTubeでショートMVが公開されているので、こんな記事読んでるより聞く方が早いでしょうし、まずは聞いてみてください。


Roselia 『BLACK SHOUT』 Music Video Live Ver.

どうですか、結構メタルしてるでしょう? これはゴシックメタルと言うんでしょうか。あんまりそっち方面には明るくないのでよく分からないのですが、これがメタルを意識している曲だと言うことは分かりました。ゴシックメタルの場合は歌詞はもっと荘厳な感じになるのかな? まぁガチガチのメタルほど演奏がソリッドでバスドラがドコドコしてるわけじゃないんですけど、メタル調を取り入れた分かりやすくかっこいい曲なんじゃないかと。実はドラムもツインペダルではなく、ツーバスで演奏していたので実際にはドコドコパートもあったと思います。すいません、ライブ中は割と圧倒されててそこまで深く聴き込めてなかったんですよね……。音源が発売されたり、次のライブとかでしっかり聞ければ確認してみます。

さてさて、Roseliaは『BLACK SHOUT』の他に、『魂のルフラン』と『Hacking to the Gate』の二曲をカバー演奏していました。『魂のルフラン』は既にカバーが発表されていましたが、『Hacking to the Gate』は今回サプライズ披露され、ガルパでの収録も決定しました。もちろんメタル調のアレンジが為されていて、迫力抜群でした。
驚いたのは、キーボードを弾いていた明坂聡美さん以外のメンバーは楽器歴半年だと言うことです。とても半年のクオリティではなかったもので。ドラムの桜川めぐさんは関節の動きが固く、所謂初心者的叩き方ではありましたが、頭を振り回しながらの非常にパワフルな演奏を披露していてガンガンに音圧が出ていました。ベースの遠藤ゆりかさんもしれっとスラップを弾いていたし、ギターの工藤晴香さんはポピパの大塚紗英さんとは対照的にクールで堂々たる弾きっぷりで、後から話を聞くまでてっきり経験者なんだとばかり思っていました。技術面に関して細かく言える知識を僕は持っていないのですが、少なくともゼロからのスタートを半年であそこまで仕上げてきたのは驚異的の一言でしたね。

このRoseliaの特に良かった点ですが、やはりメンバー間の信頼関係とグルーブでしょうか。音圧ゴリゴリで迫力も素晴らしかったですが、特筆するならこの二点ではないかと。演奏を見ているだけで、なんとなく五人の信頼関係ってのが感じ取れた気がするんですよね。それだけ音にまとまりがあったといいますか。当然技術はまだまだなところもあったと思います。特に『Hacking to the Gate』の時だったと思うのですが、リズムがズレて曲が止まりかけたポイントがあったんですよ。その時に演奏は続けたまま、ボーカルの相羽あいなさんを中心に全員が息を合わせて演奏を軌道に戻したところからそれを強く感じました。演奏の息があっているので多少ミスっても、さっき言った通り勢いで乗り切れますし、Roseliaの場合は音の厚みがかなりあったのでそこでもフォロー出来てた感じです。あそこで演奏を止めずに弾き切ったのは純粋に良くやった、というポイントでした。

4thライブについて

事前に噂も流れていましたし、僕自身なんとなく予想していたというか、冗談半分で「ブシロ強気だし、次は武道館くらいのキャパかな〜」なんて思っていたら、まさかの的中で8月に4thライブが武道館で開催されることになりました。バンドリのプロジェクト自体は既に2〜3年動いているものではありますが、本格的に活動が始まったのを1stライブより少し前と考えると、武道館決定はメチャクチャな早さだと思います。問題なのは会場を埋められるのか、という点ですよね。

武道館のキャパはセットの組み方でだいぶ前後しますが、1万規模の大きなハコなので、3rdのTOKYO DOME CITY HALLと比べると7千近く差があることになります。3rdの会場は満員御礼で、少なくとも僕が行ったライブビューイングもほとんど埋まっていました。大盛況だったとはいえ、正直ここからの武道館へのステップアップは冒険だと思います。恐らくアニメで新規を確保する目論見を兼ねての武道館なのだと思いますが、素直に言うと今の状況ではそこまで多くの新規を確保できるとは考えにくいところ(主に香澄のキャラクターにより) ここからどれだけアニメが巻き返していけるかに比重がかかっていますが、やはりRoseliaが登場したことによる影響はありそうです。風の噂で聞いたのですが、ライブ後にAmazonのランキングでバンドリの円盤1巻が上位に躍り出たとか。

なんにせよ、ライブまではまだ半年ほどあります。ここからアニメが巻き返すことも十分ありますし、色々なところで新規を取り込んでいく動きもあるでしょう。僕はこの4thライブ、絶対に現地で見たいのでチケット購入のチャンスは漏らさず狙っていきますよ。恐らくRoseliaをはじめとするガルパのバンドも出るのではないかな、と言うところですし、人気声優の方々が出演するなら一層埋まる可能性は高いのではないでしょうか。ほぼありえない話ですが、その他のバンドも生演奏するなんてことになったら大変なことになりますよ。

バンドリのライブについて少し思うこと

これは完全に僕の私的な考えであって、今の状況を批判するつもりではないのですが、バンドリのライブにおけるサイリウムの必要性をあまり感じないんですよね。これは僕が、そもそもバンドのライブに慣れている人間だからなんだと思います。バンドリのライブは所謂声優ライブ感が薄く、普通にバンドのライブを見に来てる感覚で見られるんですよね。なので元々普通のバンドライブに慣れている僕みたいな人間からすると、サイリウムを振ることに違和感を感じるんですよね。普通に拳を上げて盛り上がりたくなるんです。というか、もっと言うとライブハウスで危なくない程度にモッシュしながら見てみたい感じが強いんです。逆に声優ライブやアニソンライブに慣れている人は、別に何も違和感は感じていないとは思うのですが。バンドリの形態が、本格的バンドとアニメ・声優ソングの中間にあるからか、どことなくどっちつかずな感じがします。それが良いところでもあるので難しいのですが。個人的にはデカイ会場でやれるようになったら、僕みたいなタイプと他の人で席を分けるっていうのもアリなのかなと思いました。

ついでに言うと、コールもあんまりやる意味を感じないと言うか。あ、ここで言うコールはPPPHとかその辺のです。シンガロングとか後追いを一緒に歌うとか、間奏で声出すみたいなのは別に気にならないですよ。でも思いっきりこれはコールだなって感じのは、なんか違うなぁと思ってしまうんです。そもそも入れるスキがあんまりないので気にすることでもないんですけれどね。まぁ昨今は所謂“厄介”勢もいるので、そういうのは所構わずで入れてくるのでやめてほしいですね。ライブビューイングでも少しいたので気になりました。ライブは基本演者と自分の一対一のコミュニケーションですし、自分が好きなように楽しめばいいのですが、それで周りを不快に思わせるようなことをするのは言語道断です。一対一の先には他のお客さんとのコミュニケーションがあることを忘れてはいけない。自分さえ良ければいいって考えは幼稚ですからね。

まぁ正直会場にいれば熱気で大抵のことは気にならないんですが、ライブビューイングで少し俯瞰して見てたからか何かと思うことがあったというわけでした。だから次は余計に現地に行きたい!


そんなわけで長々と書いて来ましたが終わりです。次は武道館、非常に楽しみです。武道館というステージはミュージシャンの聖地ですし、ポピパの面々はライブまでにさらなるスキルアップをしてもらいたいですね。武道館という舞台に相応しい演奏を期待しています。Roseliaという競い合う相手が出てきたことは、武道館を控える彼女達にとっても良い刺激になるのではないでしょうか。4thライブまでの間にもガルパが配信されたり、ソロキャラソンやサントラ(2ndライブの映像付き)といった展開も待っていますし、しばらくは楽しい日々が続きそうです。今後もバンドリの動向からは目が離せないですね。
それではまた次の記事で!

【ディスクレビュー】Poppin' Party 4thシングル『ときめきエクスペリエンス!』

こんばんは、今回もレビュー記事です。今回取り上げるのは先日発売された、Poppin' Partyの4thシングル『ときめきエクスペリエンス!』です。こちらは現在放送中のテレビアニメ『BanG Dream!』のOP曲である『ときめきエクスペリエンス!』が収録されたシングルです。
待ちに待ったアニメと4thシングル、今回も長々と語っていこうかと思います。


ときめきエクスペリエンス!

ときめきエクスペリエンス!

アニメのOP曲だけあって爽やかで疾走感のある曲。演奏は相変わらずがっしりとしたバンドサウンドですが、コーラスや後追い歌唱、歌詞とBメロの独特のテンポ感といった点にはアニソンのエッセンスを感じ取れます。展開が分かりやすく明確に盛り上がるポイントが作られているところや、一緒に歌える・コールをできる構成になっているところはバッチリアニソンですね。散々言い続けている“バンドサウンド”と“アニメサウンド”の融合は、今回もかっこよく決まっていると思います。

この曲の見どころ(聞きどころ)は何と言ってもサビの疾走感ではないでしょうか。後追いして歌われる歌も、サビの勢いを加速させています。サビのベースラインがかっこよくて、その点も好きです。
個人的にはこのサビのメロディがエモくて、ちょっと泣けるんですよね。恐らくこの疾走感に後追いの歌が加わり、メンバー全員の声が一体となって主旋律が歌われるところに僕の心がグッと来ているのではないかと。
このサビを際立たせるのは、Bメロの力を溜めている感ではないかと思います。ドラムがフロアタムをドンドコ鳴らし、ベースが唸り、ギターが徐々に盛り上げ、最後にキーボードが点火させる。そんな展開がエンジンを徐々にふかし、サビで一気に爆発させているような印象を与えてくれている気がします。僕はBメロのリズム隊の音色が面白くて好きですね。

歌詞の方はアニメのOPらしく、ポピパ5人のこれからのキラキラしたときめく体験を予感するような歌詞になっています。なんせラスサビで『進め! ポピパ!』って歌詞が出てきますからね。歌詞の中に再三出てくる“約束の待つ場所”は、香澄の「私たち絶対ここでライブします!」というお馴染みのセリフに出てくる『ここ』なんでしょうね。“約束の待つ場所”ってフレーズがもう好きですわ。歌として聞くと“弧を描く流星が”というフレーズも好きですね。

1000回潤んだ空

個人的にこれまでのポピパ楽曲の中で一番の衝撃だったかもしれません。遂にこんなタイプの曲が来たか、と。
キーボードのピアノ伴奏から始まる繊細で静かな導入。そこにボーカルとギターが乗り、曲は少しずつ加速していきます。こちらも思わず意識的に耳を傾け、そのサウンドに聴き入ってしまいます。しばらくはキーボードが楽曲を引っ張っていく弾き語りのような展開が続きます。この辺りは美しいピアノ音と、丁寧に歌い上げられる歌詞に惹かれますね。
時間にして1分を超えてきた辺りで初めて、他の楽器も演奏に参加し始めます。ボーカルに寄り添うような演奏に魅了されていると、愛美のボーカルにも熱がこもり、それまで抑えていた感情が爆発したかのように楽器陣の演奏が解き放たれ、バンドサウンドへ変化していきます。ここの盛り上がりはベタと言えばベタな展開ですが、やはり心を揺さぶられますね。思わず手を掲げてしまいます。エモいです。ライブだったら最初はボーカルとキーボードのみがライトで照らされていて、ここに来て鮮やかな照明と共にステージが鮮やかに照らされる。そんな演出が浮かびます。

曲全体としては『supercell』っぽさがあるように思えます。この曲!と明言できるほどsupercellに詳しくはないのですが……。全体の演奏が始まるポイントのリードギターはなんとなく青春パンクを連想させるような、胸に刺さる心地の良い音色で非常に好きです。
演奏のバックで流れ続けるキーボードも透明感のある音をしていて、この曲の土台であると言ってもいいかもしれません。最初以外は曲調としてバラード曲になっているわけではありませんが、切ない旋律を奏でるキーボードが心をくすぐりますね。ガツンと盛り上がる曲ではありませんが、聞けば聞くほど「良いなぁ」と染みる名曲ではないでしょうか。

これはこの曲に限らず、前の『ときめきエクスペリエンス!』にも言えることなのですが、愛美の歌声がこれまでと比べて安定感が増しているように思えます。キャラ声の歌に慣れてきたのか、すごく自然に歌えてるんじゃないでしょうか。これまではちょっと高音が苦しそうに聞こえていたのですが、今回はその様子は感じないどころか余裕すらあるのでは。とても伸び伸びと歌っているように聞こえますし、裏声の部分もすごく綺麗でよく伸びています。中々歌うの難しいと思うのですが、ボーカリスト愛美の実力が伺えます。特にこの曲は『聴かせる曲』なので、ボーカルが良ければその分魅力的に聞こえますよね。歌い方に気持ちが乗っているのは聞けばよく分かりますし、これはライブで聞くとかなり泣けそうな予感がします。
僕が特に好きなのは一番最初に出てくる『でも…それでも昇る』の、『でも』の部分です。ここの噛みしめるような発声がたまらなく良いんですよ……。他のところではもう少し軽く、というか肩の力を抜いて歌っているのですが、ここだけは感情がこもりまくって聞こえて、毎回ぞくりとします。しかもそのまま、曲の方も気持ちが一気に解放されるように盛り上がるので最高です。感じた熱をそのまま持っていける感じ。

“青春”と“夢”を歌った歌詞は愛美のボーカルを通して聞くと、非常に説得力を持って感じられます。一直線に胸に届く、そんな歌声です。別作品ですが、彼女が演じるアイドルマスターミリオンライブのジュリアというキャラクターの持ち曲である、『流星群』や『プラリネ』を聞いた時にも感じた感覚でした。これは彼女が持つ歌声の才能なんでしょうね。
『夢は叶う』『夢を諦めない』といったテーマは音楽においてよく見られる、お馴染みのキーワードです。それ故にありきたりな言葉で歌われてもそれは陳腐で、『夢が叶わない』という“現実”を知る僕達では説得力も感じません。しかし、この曲で歌われる『夢は夢じゃないと歌う旅 青春を全部捧げていい』という歌詞は少し遠回しに、だけど真っ直ぐなメッセージが込められていて、ただ『夢は叶う』だとか言われる何倍も説得力を持って聞くことができると思います。『青春を全部捧げてもいいくらいの価値が夢にはある』『夢は夢じゃないと歌う旅=夢を叶える道程であり、そのために青春を捧げてもいい。青春とはそのためのものなんだ』そんな意味があるのかな、と深読みしてしまいました。歌詞ですから十人十色の解釈があると思いますが、それでも愛美の“歌”というフィルターを通すことで、この歌詞も真っ直ぐ聞く人の心に届くことでしょう。



長々と書きましたが、この辺りで筆を置かせてもらおうかと思います。振り返ってみると『1000回潤んだ空』の文章量やけに多いですね。個人的にこの曲は4thシングルの目玉だと思ってますし、ポピパの楽曲の中でもかなりの名曲であり、メンバーの(特に愛美)の成長も感じられる曲だと思っているので熱が入ってしまったようです。もちろん『ときめきエクスペリエンス!』も良い曲ですからね。カッコいい曲と泣ける曲って感じの4thシングルでした。次の5thシングルのときもまたレビュー書きますので、その時は改めてよろしくお願いします。
とりあえず僕は明後日に控えている3rdライブがクッソ楽しみです。自分は残念ながら現地には行けずライブビューイングでの参加にはなりますが、もしかしたらそれについても記事を書くかもしれません。2月はバンドリ尽くしで忙しい!
それではまた次の記事で!




(ダブりすぎィ!!!!)


ポッピンQを観たなら漫画版も読んでみよう

 

こんばんは、僕です。

以前書いた映画『ポッピンQ』の感想記事が意外と好評らしいです。ポッピンQを観ていない友人からも面白かったと言ってもらうことができて、読み物としても悪くない出来にできていたのかな、と思うと嬉しい限りです。皆さんはポッピンQを観に行かれたでしょうか?

 

shun0017.hatenablog.com

 

この記事ではポッピンQについて、こんな風に書いていました。

とにかく「ここをもっと説明してくれれば……」や、「ここをもっと掘り下げてくれれば……」が多いのが残念でした。

【ネタバレ注意】『子ども』からの卒業、『大人』への第一歩 ポッピンQ レビュー・感想 - 備忘録と夢想録

 実はこの残念だった要素を補ってくれるかもしれない漫画が連載されているということを、つい最近知りました。なので少し紹介させていただこうと思います。それがこちら。

comic.webnewtype.com

こちら、『ポッピンQ reverse』という漫画です。 この漫画は劇場ストーリーで描かれたなかった前日譚や裏側を描いていく漫画です。つまり、伊純以外のキャラクターの掘り下げや説明不足だった点についての補足が、この漫画では行われていっているというわけです。現在は4話まで公開されていて、1〜3話ではレミィが声を失った理由や時の種が砕けてしまった理由、伊純以外の4人が時の谷に来る前、合流前の出来事が描かれています。

この漫画がどこまで続くのかは分かりませんが、現段階でもいくつかの疑問点に対するアンサーが提示されており、続いていけば大人沙紀のことやレノンのことも触れてもらえるかもしれません。伊純や沙紀以外のキャラクターの過去についての詳しい描写も期待できそうです。

本音を言えば、この漫画で描かれることは映画本編で描いてほしかったです。しかし、こういった形で映画を観たファンの疑問・不満に答える術があるというのはありがたいことです。しかもネットから無料で読めるので手軽でいいです。

4話まで読んだ僕の感想としては、映画の穴を埋めてくれる形で面白い漫画だと思います。やはり腑に落ちなかった点が解消されるのは気分がいいですし、そこが補われることで面白さも増すのではないでしょうか。重要な黒星先生のイラストにも近い絵で描かれているため、大きな違和感も感じないと思います。というか、かなり頑張って似せていると思います。ポッピンQを観た人には是非とも読んでいただきたい漫画です。ポッピンQを観ていない人にとっては、本編の展開に沿って描かれているためネタバレになってしまう点もありますが、読んでみてから本編を観るのもいいのではないでしょうか。

 

さて、ポッピンQはそろそろ劇場公開も終わる頃合いだと思いますが、最近意外に人気あるのでは?と思うことがあります。映画館への人の入りは確かに今ひとつだったと思うのですが、ポッピンQ関連のイベント(キャスト出演の上映会・製作陣のトークショー等)は盛況らしいのです。ひょっとすると次回作を期待してもいいんじゃないかと淡い期待を抱いています。次回作が作られる際には、今作で悪かった点をしっかり直してほしいですね。

 

それでは、今回はそんなポッピンQの漫画のお話でした。映画本編の悪い点がなくなるわけでは当然ありませんが、ポッピンQを観たのなら漫画版にも目を通してみてください。お疲れさまでした。