エンタメ感想製作所

音楽や映画、ゲームなどの感想・レビューを素人なりに投稿。専門知識はないけど好きな気持ちは皆平等。

UNISON SQUARE GARDEN Dr.Izzyツアー 神奈川追加公演レポ

こんばんは、少し久しぶりの更新になります。
今回は先日参加しました、UNISON SQUARE GARDENのライブツアーのレポを書いていこうかと思ってます。大したことは書きませんので、まぁ気軽に読んでいただければ。


セトリ
1.エアリアルエイリアン
2.アトラクションがはじまる(they call it “NO.6”)
3.場違いハミングバード
4.オリオンをなぞる
5.マジョリティ・リポート(darling, I love you)
6.マイノリティ・リポート(darling, I love you)
7.Miss.サンディ
8.パンデミックサドンデス
9.8月、白昼の流れ星と飛行機雲
10.君はともだち
11.等身大の地球
12.23:25
13.mix juiceのいうとおり
14.ドラムソロ
15.BUSTER DICE MISERY
16.オトノバ中間試験
17.シュガーソングとビターステップ
18.シャンデリア・ワルツ
19.Cheap Cheap Endroll
20.徹頭徹尾夜な夜なドライブ

アンコール

21.フライデイノベルス
22.何かが変わりそう
23.桜のあと(all quartets lead to the?)


Dr.Izzyツアーは前回の神奈川公演の神奈川県民ホール以来2度目になります。今回はよこすか芸術劇場に行ってきました。この会場5階席まであったので天井がめちゃくちゃ広かったですね。

今回の席は1階席の中でも前方の方で、真後ろに通路があるギリギリのところでした。位置的には右手側にかなり寄っていましたが、個人的には極端に前になるよりも少し引いた位置の方が音もバランスよく聞こえるし、演者も見やすいので好きです。この日の公演は元旦に放送されるユニゾンの特番の撮影が入っていて、僕の座っていた座席の4つくらい隣にはカメラが設置されてました。

セトリの方ですが、県民ホールの時とはほんの少し曲順が違うところがあったり、入れ替わりで演奏してる曲がありましたね。具体的には、前はオリオンの位置にシャンデリア・ワルツがあって、そのオリオンは県民ホールではリニアブルーでした。

さて、内容の話をしていきましょうか。一応全曲触れますが、全部話すと長すぎるんで掻い摘んで書いていきます。

何と言ってもまずは一曲目、エアリアルエイリアン。前回行った時も思ったんですけど、とにかくスタートの音圧が凄まじい。それだけでかなりインパクトがありますし、照明効果もあって怪しさも倍増。掴みの一曲目として最高ですね。あの音圧のパワーを知ると、「ライブで聞きてぇ〜」ってまたなります。
ここからアトラクションがはじまるに繋がる聞き慣れた流れ。ユニゾンらしい曲ですし、序盤に持ってくることでブチ上がる。アルバムの曲構成とライブの曲構成って結構同じような考えで作れると思ってるので、この並びは王道ですね。

ここで二連続でのアッパーチューン。ユニゾン屈指のライブ曲である場違いハミングバードの登場。武道館の時も思いましたが、やっぱりこの曲の存在感は違いますよねぇ。一気に会場のボルテージをマックスまで引き上げる力を持ったキラーチューンですよ本当に。
そして立て続けに奏でられるのはオリオンをなぞる。この曲も存在感抜群ですよね。ここまで三曲連続一気に盛り上がるような曲を畳み掛けてきて、会場の心を完全に掴んだのでは。後に控える新曲達のために会場の温めを任されたという感じでしょうか。

マジョリティとマイノリティの二曲はそれぞれ少し今までのユニゾンとは違う曲のように感じます。マジョリティは繰り返し聞くうちに「良い曲だなぁ」となる楽しい曲で、マイノリティはアッパーチューン系の曲に比べて落ち着きがあるけど、すとんと心に収まるかっこよさがあるんじゃないかと。特にマジョリティは音色とか演奏もユニゾンの中では新しい感じがありますね。
Miss.サンディに繋がる流れとしてはピッタリだったんじゃないでしょうか。これも楽しい曲ですよねー。

そしてやってくるのはパンデミックサドンデス。ユニゾン史上最も速い楽曲だそうです。BPMに比例してヒリヒリとした焦燥感がある曲ですね。ライブで聞くといつもヤバイ曲だなと思います。間奏の不安定なギターソロから一気に速度が跳ね上がるところ、かっこいい。

ここから8月、白昼の流れ星と飛行機雲〜君はともだちと続きます。小休止的な曲順で、しっかり聞かせる楽曲達。田淵こんな歌詞も書けるんだなぁとよく思わされます。武道館で聞いたら泣いちゃうかも。
ここで初期楽曲の等身大の地球がやってきます。僕はライブで聞いたのはこのツアーが初めてでした。他にもきっとそういう人は多かったんじゃなかろうか。間奏のベースソロは流石の一言ですね。

ここから後半戦、一曲目は23:25。場違いと並んでユニゾン屈指のライブ曲ではないでしょうか。演奏がめちゃくちゃかっこいい。斎藤さんと田淵がラストによくやる向かい合わせのやつ見たかったんですけど、今回はなしでした。別の曲でやってたけどね。

会場にピアノのイントロが響くとオーディエンスからは歓声が。mix juiceのいうとおりのお出ましです。マジでピアノイントロズルいですよね。無条件でグッとくるというかなんというか……。Dr.Izzyの中でも屈指の楽しい曲かと。

ここでお待ちかねのドラムソロ。今回もアホみたいに上手くて、見てる間何回か笑っちゃいました。ユニゾンのライブを見るたびに「クッソ上手いなぁ」と繰り返し思います。
恐ろしい精度だし、よくこんなの軽々歌えるなと思うし、よくそんなに動き回りながら弾けるなとも思います。あぁそうそう、今回のライブも田淵は暴れ狂ってましたよ。というか今回の動きは、以前にも増してクリーチャー的に思えました。動き回る田淵の方向を客が思わず追ってしまって、目線を一身に集めてるの本当に面白い。

ドラムソロ後は恒例のセッションからの次曲のオリジナルイントロ。これが本当にかっこいい。今回はBUSTER DICE MISERYでしたが、抜群にかっこいい。曲の怪しさ全開な雰囲気を見事に盛り立ててました。僕がユニゾンのライブで一番楽しみにしているのは、このオリジナルのイントロなんです。例えば天国と地獄や、センチメンタルピリオド。場違いハミングバードやシャンデリア・ワルツ、オリオンをなぞるシュガーソングとビターステップなんかでもやっています。これを聞けるのがユニゾンのライブの醍醐味の一つでもあると、僕は言ってもいいんじゃないかと。それぐらいかっこいい。今回のライブも音源化してくれないかなぁ。

さて、ここから怒涛のアッパーチューン連打(二度目)に突入です。オトノバ〜シュガーソング〜シャンデリアの流れは激アツでした。頭おかしくなるかと思った。オトノバ最高に楽しい曲ですよね。ライブで聞くのが本当に楽しい。演奏するのも楽しいんだろうな。まだ曲名も出てないときにファンクラブライブで聞いた時から頭を離れない曲でした。他の二曲も言わずもがな。やっぱりオリオンもシュガーソングも、なんだかんだ言ってこれだよなぁ〜ってなりますよね。

さぁ、遂にクライマックス。Cheap Cheap Endrollと夜な夜なドライブが畳み掛けます。Cheap Cheap Endrollは終わりに相応しい曲で、一回ライブ来てるのにここで終わると思っちゃいました。あ、まだ夜な夜なドライブあったわみたいな。どっちも田淵らしい歌詞だなぁとしみじみ思う良い曲です

アンコールではフライデイノベルスと何かが変わりそう、桜のあとで締めとなりました。落ち着いた一曲目から上げる、という構成ではなく三曲ともテンションガン上げな曲。
フライデイノベルスの裏声の部分ありえないくらい高いですよね。一応僕も出るんですけど、最初聞いた時普通に意味わからなかったです。ユニゾンの曲って瞬間的に高いこともあるけど、基本ずーっと高いままだから途中で喉がしんどくなっていくんだよなぁ。よく20曲以上安定して歌えるなぁと毎度思わされます。

全体的な曲ごとの感想としては以上です。会場の雰囲気も良かったですし、非常に楽しいライブでした。ただ入場の時に列形成しても良かったのでは?と思ったり。自分はあまり影響ありませんでしたけど、階段の方の人は危なかったんじゃないかと少し思いました。
今回は同ツアー二度目の参加だったので、初回の時とは違った聞き方・楽しみ方もできたかなと思います。良いユニゾンライブ納めとなりました。

二十歳になりまして

本日10月29日は僕の誕生日でして、遂に二十歳になってしまいました。成人ですよ成人。そんな実感は全くないんですが、時の流れは残酷なものです。
誕生日なんですけれども、今現在僕は大学の学祭の真っ最中でして。祝うとかそんなこと言ってる場合じゃないです。毎日朝早くて一日中忙しく働いて、帰りもまあまあ遅い。しんどい。早く終わってゆっくりしたいところです……。

二十歳になったって思うと、人生の一つの節目でもあるのでなんとなく感慨深さはあるけれど、だから何かが変わるってことはなく。今まで通り好きなことを好きにやっていきたいところです。
何か目標みたいな、そういう大仰なことを掲げるつもりもさらさらなくて。意識低いと言われたら何も言えないんですけど、変に気負うのはやっぱり性に合わない。ただまぁ、何か資格を取りたいなぁとは前々から思ってるので、学祭終わってひと段落したら勉強し始めますかね。
ちなみに取りたいなと思ってるのは世界遺産検定です。

あーダメだ、学祭しんどすぎて書きたいこともまとまらない。別に何か言いたいことがあったわけじゃないんですが。それにしても書き始めたからにはなんかいい感じに着地させたいと思ってたんですがね。ダメみたいですねこれは。まぁこんな感じでふわっと終わるのもらしいっちゃらしいってことで許してください。
まぁ、せっかく誕生日だったんだし何か書こうかくらいの気分で書いた感じですので、皆さんも適当に読み流すくらいでどうかよろしくお願います。

また来年の誕生日まで頑張りますよ。皆さんも頑張って。
……来年も誕生日と学祭被るんだろうなぁ。はぁ〜しんどい。

ライブ行きたくね?

ライブ行きたい……ライブに行きたい……。
Twitterでライブ行ってきた旨のツイート見たり、ライブの感想ツイートを見ると無性にそう思う。ライブにはやっぱり魔力があると思う。
僕は大学で軽音系サークルに入っているのでライブをやる側でもあるんですが、その経験があると余計にライブからは離れられなくなりますね。

販売される音源にはもちろん、音源なりの良さがあります。だけどバンドやアーティストの魅力を全て味わおうと思うのなら、ライブは絶対に欠かすことができないし、そのミュージシャンの全てが詰まった空間が『ライブ』という場なんじゃなかろうか。

個人的に、ライブは演者の提供する音楽を客側である自分自身が、思うように好きに楽しむのが一番だと思ってます。だから過度なコールアンドレスポンスや煽り等、必要以上に一体感を求めてくるのはあんまり好きではないです。
もちろんそれを否定するわけじゃないです。僕だってやりたきゃ一緒に歌いますし、ハンドクラップもします。でも、絶対に周りに合わせなきゃいけないみたいな、ある種強迫観念みたいなのが最近はある気がして。やらなきゃ他のファンから白い目で見られるみたいなの、なんか違くないですか?
ライブってのは第一に『自分自身』が『音楽』を楽しむ場であって、決して『周りのみんな』との『一体感』を一番に楽しむ場ではないというのが持論です。
僕がUNISON SQUARE GARDENを好きな理由には音楽自体の他にも、僕の考えと彼ら(主に田淵)の考えが一緒だからってのもあるんだと思います。

とまぁ、なんだか批判的なことを書いてしまって申し訳ない。さっきも言った通り決してそういうのは必要ないと思ってるわけじゃないです。ロックバンドのライブにそれらが必ずしも必要なわけじゃないし、それを楽しい理由の第一に据えるのは違うでしょって話です。
逆に、そういう一体感があるからこそ楽しいライブだってもちろんありますからね。アイドル然り、アニメ・声優系然り。僕もシンフォギアライブ行ったときはバチバチに声出してましたよ。あぁ、もちろんそういうライブでも自分の楽しみ方はありますし、絶対に声出せ!って主張は間違ってると思います。

結局、その時々のライブで自分が思う楽しみ方を見つけて、他の人のことは気にせず楽しめばいいってことです。それが一緒に歌うことだったり、拳を突き上げることだったり、その場で静かに聞くことだったりするだけです。
人の迷惑にならない範囲で歌って踊ればいいんですよ。それが自然と伝播して一体感になれば、僕も楽しいって思います。これが絶対の掟みたいになっちゃうのは違うかなって思いますがね。

……何故にこんな真面目にライブ論について語ってしまったのだろうか。僕はただライブに行きたいってことを言いたかっただけなんですけど……。
とりあえずみなさんも、ライブに行く際には周りの迷惑にならないように目一杯自分だけのライブを楽しんでください(?)