声優・バンドの深読み解剖研究室

知識のない音楽オタクが声優アーティストやバンドを深読みする。バンドリを始めに声優アーティストやバンドのディスクレビュー、ライブレポ中心に書いていきます。

【ディスクレビュー】誇り高き青薔薇が放つ、重厚なサウンド Roselia 7thシングル『BRAVE JEWEL』

こんにちは、僕です。
今回は同時リリースの2枚目であるRoseliaの7thシングル『BRAVE JEWEL』のディスクレビューです。
今作は新メンバー志崎樺音さん加入後初のシングルとなります。ある種、改めてバンドとして再始動を飾るシングルにもなった訳ですが、そんなシングルに相応しい『Roselia』をぶつけてきた作品だと思います。
それでは書いていきましょう。

BRAVE JEWEL

BRAVE JEWEL

メタルやエモ、ゴシックなど様々な激しい音楽の特徴を持つRoseliaの音が、これでもかと詰まった曲なのではないでしょうか。疾走感溢れる展開に響く重低音、それに負けないボーカルの力強さ。シンセサイザーによるエレクトロ要素や荘厳なストリングスと全部乗せです。
シンセが目立つ時にはストリングスは少し控えめになることの多かったこれまでの曲に比べると、今回はどちらの主張も激しいです。間奏のストリングスはかなり荒ぶっていて、Elements Gardenっぽさを感じました。この曲もリフ的にツーステ踏めちゃいますね。

シングルを重ねるごとに相羽さんのボーカルの強さが増していると感じているのですが、それがRoseliaのバンド像に非常にマッチしているというのを今回改めて感じました。
あくまで僕のイメージですが、Roseliaは『湊友希那という圧倒的な存在感を持つフロントマン』によるバンドだと思います。バンドメンバーによる激しく激情的な演奏に負けず、それを従えているような絶対的なフロントマン。それがRoseliaというバンドにおける友希那なのではないかと。
これまでもその姿をまざまざと見せつけてくれた訳ですが、今作のいつにも増した音のぶつかり合いにも真っ向から勝負しているのが本当にかっこいいです。

この曲もアニメ2期に関する歌詞なのかもしれませんが、激しいサウンドに乗せて力強い言葉が歌われています。背中を押すような意味合いが感じられますが、物凄く強い力で背中を引っ叩かれてるような強さがあります。バンドストーリーでの経験を反映したかのような歌詞もあるのが良いですね。
CメロではRoseliaにしては珍しく、非常にストレートな歌詞が出てくるのもメンバーのソロ歌唱と合わせて見所かなと思います。色々考えちゃいますね。志崎さんのボーカルも今回が初出ですが、音大のボーカルコース卒業ということで発声に特徴が感じられるように思えましたね。もっとしっかり聞きたいところです。




Sanctuary

シンフォニックな音が特徴的なファンタジー色のある曲ですが、そこはかとないメタル臭さが堪らない。ゴリゴリのメタルよりはギターの音色も柔らかいので、シンフォニックメタルっぽさのある曲と言えば正しいのでしょうか。
曲調も『軌跡』に次いでゆったりですので、ライブで演奏すればセトリのメリハリがついて良さげですね。公式が言う通り水の世界を連想させるような神秘的な楽曲として、これまでにはなかった風を吹き込んでくれそうです。

神秘的な曲なのですが儚げな曲という訳ではなく、ボーカルが入ると重厚な雰囲気を感じる曲になりますね。Cメロでの突き抜けるような高音は一聴の価値あり。
声量があって存在感の強いボーカルを持っているので、シンフォニックな曲との相性も良いと思います。先ほど述べた『フロントマンとしての圧倒的な存在感』に繋がりますね。

歌詞の方なんですが、『my Dearest』という単語がポイントなのかなと思います。親愛なる人という意味ですが、メンバーそれぞれに当てはまる人もいますからね。加えて曲名の『Sanctuary』のことも考えると、Roseliaというバンドのことも含んでいるようにも感じられます。歌詞全体を見ても2章のすれ違いを踏まえてのことに見えます。
メンバーそれぞれに存在する『親愛なるあなた』と共にいる空間、それに加えてRoseliaという集団を『Sanctuary』=『聖域』と捉えているということなのではないでしょうか。



終わりに

めっちゃ時間かかって申し訳ないです。でもまだ後1枚分書かなきゃならんと思うと大変ですね……。同時リリース自体は嬉しいんですが、レビュー書くのは骨が折れます。でも6タイトル同時リリースだけはどうかしてると思うのでやめてほしいですね。

それでは今回はこの辺りで。年内にRASのレビュー投稿します(戒め)


BRAVE JEWEL[通常盤]

BRAVE JEWEL[通常盤]