声優・バンドの深読み解剖研究室

知識のない音楽オタクが声優アーティストやバンドを深読みする。バンドリを始めに声優アーティストやバンドのディスクレビュー、ライブレポ中心に書いていきます。

大きな未来に繋がる、村田諒太の完璧なリベンジマッチ

こんにちは、僕です。

今回は久しぶりにボクシングの話題です。井岡一翔選手の日本人初4階級制覇の時も書こうと思ったのですが、タイミングを逸してしまったのでこちらのタイミングで……。

先日行われた村田諒太vsロブ・ブラントのWBA世界ミドル級タイトルマッチで、村田選手が見事にリベンジ成功! おめでとうございます!



前回の試合ではブラントのスピードと手数に翻弄され、完封と言ってもいい大敗を期しました。強固なブロックからプレスをかけ、強打を打ち込むのが村田選手のスタイルですが、それが裏目に出て、足を動かさず単調に打つだけになってしまったのが前回の敗因です。それをしっかり修正し、1Rから積極的に手を出し上下に打ち分けた。ブラントが試合後語ったように、「やるべき宿題をしっかりやった」ということでしょう。素晴らしい修正能力だと思います。
村田選手は相手を屠るだけのパワーにアマチュア仕込みの確かなディフェンスを持ちますが、合わせてクレバーな選手です。それがしっかりと発揮された試合だったんじゃないでしょうか。冷静に自身の足りなかったポイントを分析して、練習の内容を試合で見せることができた完璧なリベンジマッチでした。

村田選手の場合、毎試合にかかるプレッシャーは同じ世界チャンピオンと比べても段違いだったと思います。これまでも日本人初のゴールドメダリスト世界王者、22年ぶり史上2人目のミドル級世界チャンピオンがかかっていて、戴冠後もゴロフキンやアルバレスと言ったビッグネームとの試合に繋げるため圧倒して勝ち続けなければいけない大きすぎるプレッシャーがありました。そして今回の再戦も、勝たなければ本当に全てが終わりというプレッシャーの中で始まった試合だったと思います。大きなものを背負って戦っていたのは、勝利直後に顔を歪ませた村田選手を見ればすぐわかります。そのプレッシャーを乗り越えた先の、本当に素晴らしい勝利でした。それは現地ファンの熱狂やアナウンサー・ラウンドガールの涙、そして珍しく解説で叫んでいた井上尚弥選手の反応からよーく伝わりました。僕もテレビで観戦しながら叫んでしまいました。やっぱりボクシングは最高です。

さて、この勝利の先にはなんとアルバレスとの一戦が控えている可能性があるそうですね。元々ゴロフキンの復帰戦が村田選手になる可能性もあったという話ですし、世界的な評価も高まっていると言えるでしょう。村田選手も33歳。残された時間は長くありません。一刻も早く、今度こそ、ビッグマッチで戦う村田選手の姿が見たいです。

5月は日本人選手の世界戦7戦中1勝6敗という悪夢の結果でした。ですが唯一の1勝である井上選手衝撃のWBSS準決勝から、井岡選手の日本人初4階級制覇の偉業、そして村田選手の雪辱を晴らす最戴冠と胸のすくような結果が続いています。年末に向けて、今年も目が離せませんね。

それではまた!

P.S.拳四朗選手も鮮やかなKO勝利おめでとうございます!