多趣味と深読み解剖研究室

知識のない音楽オタクが声優アーティストやバンドを深読みする。バンドリを始めに声優アーティストやバンドのディスクレビュー、ライブレポ、映画レビューなどを書いていきます。

BLEACHについて話そうか

そんなわけで早速書きたいことについて書くぞ。今回はつい先日15年の連載に幕を下ろしたBLEACHについて書いていきたい。

 

僕は毎週ジャンプを購読してるんですけど、BLEACHが載っていないジャンプは本当に寂しく感じてしまいます。NARUTOのときも同じこと思ってたけど、BLEACHは僕にとって特別な作品なので一層寂しいです。

BLEACHは各所で色々言われてるけど、自分は考察サイトとか見てたクチなんで所謂『カルピスを極限まで薄めた漫画』とか、『ライブ感だけで描いてる』みたいなことはあまり思ってませんでした。まぁ少なからずそういうところがあったのは間違いないんだけどね。特にカルピスについては。要はそれだけの漫画とは思ってなかったよってことです。

実際、BLEACHってかなり構想が練られてた漫画だったと思います。週刊連載の難しさなのか、それが存分に伝えられなかったのは残念。ちゃんと読み込めばただライブ感だけで描いてたわけじゃないって、多分分かるよ。

ただ久保帯人先生自身が、必ずしも読者全員に伏線が伝わる必要はないみたいなことを言っているらしくて、それこそ深く考察した人じゃないと辿り着けないような伏線ってのもあったみたい。それについては各々の意見があると思うけど、そこを差し引いても最終的には回収しておくべきでも描かれなかったこととか結構あったかなって思います。特に最終章とかはね。

最終回も打ち切りみたいな終わり方で、戦いの後どうなったのかが描かれてないキャラクターが多いし、いつかどこかの機会で補完する話を描いてくれると信じてます。実写映画まで期間があるんだし、その間を埋める、ナルトでいうボルトみたいなのがあってもいいんじゃないかな。僕もまだまだBLEACH読んでいたいし。

ただ、やっぱり絵の上手さとか色々なものの名前のセンス等々は卓越してたし唯一無二だなぁとつくづく思います。斬魄刀の解号だったり、鬼道の詠唱だったり、それはもう色んなところでセンス炸裂してたけど、どれも大好き。ここにイラストの力が組み合わさったときの相乗効果はすごいよね。

ちなみに、個人的にはカラブリみたいなギャグの話描いてほしかったり。久保先生ってギャグも面白いと思うんだけど、どうでしょう?

 

長々と書いたけど、最終的に何が言いたいかというとだな。みんなBLEACH読もうぜってことだよ。終盤は確かに酷いところも多いけど、それでも全体通して読めば面白いから。内容に目を瞑っても、久保先生のセンスは最強だから読もう、な?

 

余談だけど、BLEACHのゲームはDSで発売されたThe 3rd Phantomが傑作だと思います。本当に面白い。これについてもそのうち、昔好きだったゲームについて話すみたいなので書こうかな?