はてな日記大作戦

好きなことを気の向くままにつらつらと

【ディスクレビュー】奇天烈な歌詞と冴えるギターロックが誘う花園ランド バンドリ!花園たえキャラクターソング『花園電気ギター!!!』

こんばんは、僕です。

さてさて、発売されましたおたえのキャラクターソング『花園電気ギター!!!』のディスクレビューです。同時発売されたりみのキャラソンは別記事として書きます。

ラジオで初解禁されてからずっと気になっていたおたえのキャラソン。個人的にはここまでの3枚の中で一番好きな1枚になりました。まさにキャラソンといったこの1枚について、じっくり語っていきます。

 

 

 

花園電気ギター!!!!

花園電気ギター!!!!

疾走感溢れるギターロック

 リードギター担当キャラのキャラソンということもあり、イントロからギターを前面に出したサウンドが楽しめます。全体を通して疾走感のあるギターロックですが、Aメロは少し陽気なリズムになったりと、曲調も少々掴みどころがないおたえに似ているような気もしますね。とはいえ、基本はすごくシンプルなサウンドですので深いことは考えずともかっこいいと思える曲だと思います。

余談ですが、この曲にはキーボードが使われていないようですね。まさしくギターロックです。

 

キャラソン然としたイカれた歌詞

さて、そんなかっこいい曲に乗っかっている歌詞。こいつが相当ヤベェ。こんなにとっ散らかっている歌詞は久々に見ました。

まず歌い出しに『キースやベックやジミヘンも Doki Doki したのかな?』と来ます。突然実在する世界的ギタリストの名前が歌われてことに驚きましたが、ここで僕はまず「あぁ、おたえのギターに対する想いが歌われてるんだろうな」と想像したわけです。実際に間違っているわけではないと思うのですが、この先の歌詞がまったく統一性のないものになるので、一聴した程度では全くなんのことを言っているのか分かりません。歌詞すべてを載せるわけにもいかないので是非ともご自身で確認してみてほしいです。先ほどの歌詞の直後には『うさぎやほっぺたや白玉は Mochi Mochi しあわせだ♪』と歌われますし、サビには『Welcome to the ハナゾノランド!』というキラーセンテンスが待っています。爆笑した。この曲の歌詞、見事なまでにおたえのキャラクター性を表現してくれていると思います。アニメやアプリでおたえを知っている人ならば、彼女は突然素っ頓狂なことを言ったらズレたことを言うキャラだと言うことは理解しているでしょう。この歌詞はまさしくおたえの歌詞です。“歌詞に深い意味は必要ない

” を地で行く感じ、ロックです。

 

自然なおたえの歌声

後述のアコースティックとこの曲では歌い方が大きく違います。これは香澄のキャラソンのときもそうでしたね。 歌い方の差については大塚さんのブログにも書いてあるのでそちらも参照していただけたらと思いますが、『花園電気ギター!!!!』では素に近い自然なおたえの歌声で歌われていると言えるでしょう。大塚さんのブログに書いてあったことですが、家で思いっきり歌っているような感じとでも言いましょうか。この歌声がとても可愛いんです。今までの曲の中のおたえパートでは、結構かっこいいタイプの歌声でしたが、今回は明るくはつらつとした歌い方をしてくれています。こういうのを聞くと「しっかり声優やってるなぁ」となぜか感傷的になってしまいますね。 

そんな歌声の中で個人的に気になっているのが、サビのとあるところ。『花園電気ギター!』の『ギター!』部分です。よくあるアクセントのついた歌い方をしているのですが、聞いた人はきっとこの部分が非常に頭に残っていると思います。この部分、伸ばしの母音が上がり切らずに不安定な上がり方をしているんですよね。ちょっと音を外しているように聞こえるのではないでしょうか? 素直に歌うと母音もしっかり音にハマった状態になると思います。でとここではゆらりとした、音にハマりきらない外したアクセントが付いているんです。しょっちゅう僕が言うことですが、これが“フック”として非常に効果的な役割を果たしていると思います。これがREC時に指示されたことなのか、大塚さんが自ら行ったことなのかは分かりませんが、この歌い方にしてくれてありがとうと言わせていただきたいです。

 

走り始めたばかりのキミに ~Acoustic Ver.~

アコースティックとの相性バッチリな曲

元々この『走り始めたばかりのキミに』はロックチューンではないメッセージソングなので、アコースティックアレンジとの相性が抜群です。実際にアレンジされたものも非常に良い雰囲気の曲に仕上がっていると思います。『ティアドロップス』のような新鮮味はないかもしれませんが、このアレンジがされたことで泣ける要素が増えた気がしますね。原曲に比べ、より心地よいテンポになっているのではないでしょうか。音の賑やかさが落ち着いた分、ピアノの旋律が美しく聞こえてくるのもいいですね。

 

ちょっぴり格好つけたおたえの歌声

前述の『花園電気ギター!!!!』と比べると、歌声が少し大人びたような格好つけたような歌い方になっています。従来の曲の中で使われてきた歌声に近い感じです。これがおたえの“ステージ” での歌なのかなぁという印象を受けました。丁寧に歌い上げている感じがしてとても好きです。これも香澄のときに同じことを言っていますが、演じている声優さんの素の歌声にも近いのではないのかなと。

 僕はこのバージョンの歌い方、ところどころしゃくりあげてるのがすごく好きなんですよね。サビを聞いてもらえるとよく分かると思います。『めくるめく』とか『泣きじゃくる』とかのあたりですね。基本的に僕は大塚さんの歌が好きみたいですねこりゃ。

 

まとめ

今回の一枚は非常に良い一枚だと思います。特に『花園電気ギター!!!!』は凄まじい。こんな歌詞ありかよと笑ってしまいました。これぞキャラソンです。見事に花園ランドへ誘われてしまいました。

また、はしキミのアコースティックアレンジでは歌声の二面性も見せてくれました。地味に声優としての大塚さんが見えてきて嬉しかったです。これから声優としてどんな仕事をするのかは分かりませんが、しっかり声優に向き合ってくれてるんだなぁと嬉しくなりました。

 

おわりに

さて、今回のレビューはこの辺りで終わりにしたいと思います。ちょっと短いような気もしましたが、なにせりみのキャラソンと同時発売なのでそちらも書かなければいけない。なのでそこは勘弁していただきたい。ゆっくり書こうかとも思ったんですけど、それはそれでRoseliaの2ndシングルが来週には待っているのでそうもいかず……。まぁ言いたいことは言えたので問題はありません。

この夏はバンドリ以外にもリリースがたくさんありますし、全部を書くかは分かりませんけど忙しそうです。楽しみだけど大変。お金も大変。シンフォギアのCDなんて毎週出ますからね。ディスクレビューは……ちょっと検討。

 

それでは次のりみのキャラソンでお会いしましょう

 

 

 

 

今一番CDが欲しいバンドをちょっとまとめてみる

どーも僕です。最近マジでレビュー関連しか書いてないので謎の危機感を覚えています。なので今回は趣向を変えて……。最近CDを買いたい欲が燃え上がっているバンドをいくつか並べていこうかなと。まぁ簡単な紹介にはなると思いますが別にレビューとかするわけじゃないです。というか、放っておくと結局買わない恐れがあるので自分への戒めも兼ねて書くつもりなんです。毎月リリースがあるバンドリに忙殺されてはいますが、中古でもいいので是非揃えたい。そんなバンドについてちょちょいと語ります。

 

 

 phatmans after school


phatmans after school「過去現在未来進行形」(from Mini Album『過去現在未来進行形』)Music Video


phatmans after school「メディアリテラシー」

 

まずはこちら、phatmans after schoolというバンドです。夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜のED曲である『ツキヨミ』で知っている人は多いかもしれません。

若者の抱える現代社会への葛藤だったりが歌われている曲が多い印象で、上の『メディアリテラシー』は個人的に歌詞が一番好きな曲です。どこを切り取っても凄い歌詞だと思うんですが、『神様は今日も君じゃない 誰かの成功を願ってる』という歌詞が非常に好きなんですよね。全編通して将来を憂う若者の気持ちを書いてるんですけど、ここの救いのなさというか、残酷な現実というか。それが心の薄暗いところを刺激するような感じで、分かるし辛くなるんですよね。けれどそれでも生きていかなきゃ、頑張らなきゃなって最後には思える気がします。

 

GRAND FAMILY ORCHESTRA


GRAND FAMILY ORCHESTRA 「ラバーソウル」


GRAND FAMILY ORCHESTRA「リンディンドン」

 まだ結成から日の浅いバンドですが、非常にクオリティが高くてかっこいいGRAND FAMILY ORCHESTRAを選出。まぁそれぞれ元々活動していたバンドがあるのでクオリティが高いのは当たり前なんですが。2曲ともすごくキャッチーでノリやすいですよね。ギターが3人いるというちょっと珍しい編成なのも目を惹かれます。3人もギターがあると無駄が出てきたりしそうなものですが、このバンドの場合そんなことはなく、豊富な音数を武器にそれぞれがしっかり仕事をしています。エフェクターを使った飛び道具的な音が出てきたりと、聞いていて楽しいですね。同じくギター3本構成のバンド、Hello Sleepwalkersにも同じことが言えると思います。ただ、ハロスリの場合は曲調がメタルを彷彿とさせるような尖ったものなので、このバンドとは差別化されてます。ライブがすごく盛り上がりそうですし、一度見に行ってみたいなぁ。

 

溺れたエビ!

 


溺れたエビ!official : MV【ブクブク ピ!ブクブク ぺ!ブクブク パッ ピッ ポ!】(2016)


溺れたエビ! official acc【 イソギンチャクノ上デ踊レ! 】'14.07.20

 知らない間に名前が短くなってて驚いたという旨をTwitterで呟いたら、メンバーの一人にふぁぼられてビビっています。ちなみに前の名前は『溺れたエビの検死報告書』でした。民族音楽的サウンドの中にデジタルサウンドが混ざったり、ペット隊がいたりと面白い曲が多いバンドです。ビジュアルも相まってサイケデリックな雰囲気も漂ってます。曲によってなんとなくエビ感とかイソギンチャク感とかそういうのが伝わってくるんですけど、これ全然上手く表現できないし自分で書いといて本当に意味分からない。エビ感イソギンチャク感ってなんだ? インストバンドなんですけど、ライブではセンターで棒を持って踊り狂ってるエビがいたりして曲もステージも賑やか。

 

大石昌良


大石昌良「ファイヤー!」Music Clip

 


Sound Schedule 【PV】 ピーターパン・シンドローム

 バンドじゃねぇ。まぁSound Scheduleはバンドなんでおあいこってことで。アニソン界隈でもすっかりお馴染みの大石昌良さんです。大石さんの作るアニソンはもちろん素晴らしいんですけど、やっぱりソロ活動の楽曲のCDを集めたい。卓越したソングライティング力と超絶アコギテクを駆使した多種多様な名曲が揃ってます。元々はバンド活動していたからか、弾き語り曲でも弾き語りの手数ではないような複雑な曲を作ってたりします。これを引いて歌えるんだからすごい。とにかく音楽的に器用な人だなと随所で思います。

 

伊藤美来

 


Shocking Blue / 伊藤美来

 もはや声優。うるせぇバンドサウンドが鳴ってるからいいんだよ! 周知の通り僕はオタクなんでアニソンもたくさん聞きます。声優オタクの側面も強いので、声優アーティストの曲も好んで聞くんですけど、ここ最近聞いて一番ビビッと来たのは伊藤美来さんの『Shocking Blue』です。ブラスサウンドが光る曲なんですけど、僕はホーン隊がバンドサウンドに加わっている編成がとても好きで、聞いた瞬間すぐ好きになりました。1stシングルは彼女のイメージに合った、声優アーティストらしい可愛げのある曲だったのが、2ndで早くもかっこいい路線の開拓を始めた感じです。独特な声と曲のギャップもいいですね。声優アーティストは声の魅力を際立ちますよね。

 

 

 

はい、以上が今最もCDが欲しいバンドでした。後半バンドじゃなかったですけど。CD欲しいアーティスト自体はたくさんあるので一応選りすぐりを選出しました。アニメとあんまり関係ないところから選んで行こうと思っていたのに、結局半分以上がアニメに関係してしまいました。バンドとアニメの結びつきって昨今特に強いですし仕方ないね。今後も気が向いたらこんなことをやるかもしれません。よかったらみなさんも聞いてみてくださいな。それではさようなら。

 

【ネタバレ注意】ド派手で綿密な映像表現が魅せる、壮大なSF世界 BLAME!感想・レビュー

こんにちは、僕です。

先日遂に話題のBLAME!を見てきました。SF作品はあまり見る機会がなかったのでどんなものかと思っていたのですが、サイバーパンクな世界観が恐ろしくもありかっこいいとてもいい映画でしたので、久々に映画のレビューを書こうと思います。一応ポッピンQからこれまでの間にもいくつか映画館に足を運んで映画を見る機会はあったのですが、忙しかったこともあり書く機会を逃してしまったので、今回は書けるうちに早めに書いてしまいましょう。劇場公開は2週間限定だそうですが、もしかしたら延長や再上映といったこともあるかもしれませんし、その時の参考にでもなればと思います。

 

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個人的ポイント

 

必見の映像表現

個人的にSFの要は『世界観』とそれを表現した『映像』(作画等含む)だと思っています。その点について今作は優れていると思います。際限のない増築が進められる都市は圧倒的なスケール感と共に、目的もなく拡張された人間の姿はない鋼鉄の世界の冷たさみたいなものも感じられます。また、3DCGの特徴を生かしたキャラクターたちのスピード感のある動きやアクションもかっこよかったです。特に大量の駆除系セーフガードが迫ってくるシーンは非常に気持ちが悪くて最高だと思います。見た目もさることながら、動きが生理的な気持ち悪さを感じるいいデザインしてると思います。また、霧亥が扱う重力子放射線射出装置の威力を表現する過剰なまでの破壊・爆破演出もよかったです。映画館という抜群の音響施設でこのシーンを見ると凄まじさ割り増しで伝わると思います。僕は例によって立川シネマシティの極爆上映で見たのでそれはもうすごかったです。『画集』とまで評される原作の描き込み再現に、CGという媒体は適任だったのかもしれません。

 

映画用に再構築された物語

 今作は原作として漫画が存在しています。僕は読んだことがないのですが、そのまま映画尺で映像化することは不可能なほどの情報量やスケールの大きさだそうです。SFですしそこは当たり前ですが、今作は特にその傾向が強いようです。また、そもそものストーリー自体も、霧亥がネット端末遺伝子を持つ人間を莫大な時間をかけて探し続ける旅の物語であるため、映画にするには難しいものらしいです。なので今作は原作のエピソードの一つである電基漁師の話をアレンジし、原作に内包される人間ドラマを浮き彫りにし、一つの作品として仕上げたものになっているそうです。

物語のスケールの大きさ自体はそのままに、ストーリーの焦点を絞った結果、見ていて何が何だか分からなくなるというような難解さはなく、原作を知らない僕でもスッキリ見ることができました。逆に、原作を知らないからこそ映画用のアレンジが気にならないため、内容に対する違和感も感じませんでした。劇中では詳しい説明はされないテクニカルタームも出てきますが、それも映画を見ていればなんとなくどんなものかは想像ができるように構成されていました。原作未読者やSFがあまり得意でない層も楽しめるようにこういった再構築を行なったそうですが、実際に完全初見の僕もとても楽しめました。タエに化けたサナカンが正体を明かすシーンからの流れは絶望的で恐ろしかったですし、霧亥が煙の中から飛び出しサナカンを殴りつけるところはすごくかっこよかったです。知ってたらこの興奮は味わえなかったかな。

 

づるが可愛い

重要。ヒロインが可愛いか否かは重要。今作のヒロインのづるは非常に可愛いです。彼女に限った話ではありませんが、登場人物全員がCGアニメーションとは思えないほど表情豊かなのでとてもよかったですね。僕は個人的にそれほどCGアニメが得意ではないのですが全く気になりませんでしたね。こういったサイバーパンク作品とCGの相性もいいんでしょうね。原作では数あるエピソードの一つに過ぎない話ですので、づるは別段ヒロインではないわけですが今作でばっちりヒロイン。霧亥に助けられた後にヘルメットを外した時の表情めっちゃ可愛かった。雨宮天さんのファンの方々、当たり前ですけどづるはとても出番が多いので是非見ましょう。

人間ドラマを浮き彫りにして作ったと言われているだけに、霧亥に惹かれるづると、それに嫉妬を見せる捨造などなど、づる以外のキャラクターもそれぞれ心の揺れ動きがあったりして面白かったです。

 

まとめ

SF好きは見にいって損のない内容ではないでしょうか。原作ファンの方は再構築された物語への違和感等あるかもしれませんが、僕のような未読者の方で気になっている方は是非見に行ってみるといいと思います。非常に壮大な内容ですので明らかに映画の中だけで全て丸く収まる結末はないだろうな、と思っていたのでどうまとめてくるのか気になっていましたが、僕としては上手い落とし所だったんじゃないかなと思います。でも、すっきりとした結末が好きな方は煮え切らないところのある終わり方かもしれませんね。

 

おわりに

さて、そんなわけで書いていきましたBLAME!の感想もここらで筆を置こうと思います。パンフレット欲しかったんですけど金銭面的理由で断念せざるを得なかったのが悔しいです。2週間限定公開というのももったいないので、延長なりしてくれないかなーと思うところです。あまり詳しいジャンルではなかった上、原作未読だったためあまり上手く感想を書かなかったと思いますが、とにかく良かったということが伝わってさえくれれば満足です。残り僅かな上映期間ですので、迷っている人はすぐに見に行ってみてください。それではまた次の記事で。

 

一夜明け、村田世界戦についての動き

おはようございます、僕です。

昨日村田の世界戦の結果についての記事を投稿したところ、なにやらすごい数のアクセスがありました。

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なんだこれは……? 起きてなんとなくアクセス数チェックしたら、桁の違うアクセス数と驚きの伸び方に変な声出ました。ネットニュースに埋もれて中々たどり着かない記事だと思っていたんですけど、そうでもなかったんですかね……。これだけ注目度が高いニュースなのはボクシング人気の高さも感じますし、多くの人が関心を持ってくれているのはいちボクシングファンとして嬉しいですね。

 

さて、昨日の時点でWBA会長がジャッジに苦言を呈していた訳ですが、早くも動きがあったようです。

 WBA会長、村田―エンダム再戦指令 ツイッターで「怒りと謝罪」表明 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

WBA会長が謝罪と再戦指令を出したようです。怒りと不満を感じるとまで言っている様子で、これはちょっと異例の事態かもしれません。こうなると勝ったエンダムは少し可哀想というか、立場がないというか。エンダムに非はありませんし、強いボクサーだったのは事実ですからね。ですが帝拳ジムの本田会長はWBAへの不信感を募らせていて、リマッチはやりたくないとも発言していますし、実現するかは分かりません。

僕としてはやるべきだと思います。ゴロフキンとカネロが活躍する現在のミドル級で、タイトルマッチが出来るチャンスはそう多くはありません。チャンスがあるならばやるべきです。

とはいえ、昨日も言ったように村田は戦い方を少し改める必要があると思いますし、今回の内容がどう見ても勝っていたとしても次がどうかは分かりません。リマッチで全てがひっくり返されることは往々にしてあります。お互い一度対戦しているという経験は非常に大きい。今回と同じように挑めばまた負ける可能性は大いにあるでしょうね。だからこそ、リマッチをするならば確実な勝利を。つまりKO勝ちをしなければいけないでしょう。結局突き詰めれば、ボクシングは“倒せば勝ち”なんですよね。KOしてしまえば誰も文句は言えないんです。村田次第ですがリマッチをするなら応援しますし、そのときは気持ちのいいKOが見たいものです。

 

 

本日は八重樫と井上のタイトルマッチ。こちらも楽しみですね。それでは。

村田諒太の世界戦の結果について思うこと

こんばんは、僕です。

みなさん村田諒太の世界ミドル級タイトルマッチ見ました? 結果は2-1の判定負けだったわけですが、まぁ正直納得はいかないですよね。ネット上でもそんな声が多数で、WBAの会長も苦言を呈したり、現世界チャンピオン・元世界チャンピオンからも疑問の声が出ているそうな。一般人や一般人に毛が生えた程度の経験者(僕みたいな)の言葉より、こういった信用できるプロ達までもがそういったことを言っていると思うと、やっぱりちょっと普通ではないのかなと思うわけです。

 

確かにエンダムの手数は村田と比べてかなり多かったですし、その辺りのポイントは取られていたと思います。タフネスやフットワーク、パンチをかわす技術も目を見張るものがあった。流石は暫定王者といったところですね。でも決定打の数や試合の支配率によるポイントは村田が大きく取っていたと思いますし、ディフェンスに関してもエンダムからの有効打はほとんどなかったように思えます。大半はガードを固めてプレッシャーをかけてくる村田の前に防がれていました。そう思うと、いくらエンダムの手数が多くても、大半はガードの前にシャットアウトされていたし、村田の勝利が揺らぐとは思えないんですよねぇ。まぁ村田はエンダムのパンチをブロックこそすれどウィービングやダッキングで回避することはあまりしなかったので、そこがエンダムと比べたときにディフェンス面でもポイントを取られた可能性はあります。とはいえ、ダウンを取ったポイントが手数によって相殺されているのであろうことを差し引いても、負けるにしろ少なくとも僅差ないしドローでは?と思う次第。手数を重視するジャッジに文句があるわけでは決してないけれど、ちゃんと他のポイントを踏まえて考えてるのか疑問を感じました。

 

とはいえ、倒しきれなかった村田に非があるとも言える内容でした。エンダムがタフだったのはありますが、それでもあそこまで追い詰めて倒さなかったのは痛かった。仮に今回勝っていたとしても、倒せるところで倒せないままでは次が危ういとは見ているときにも思っていたことでした。もしも、仮にですよ。ここで村田が勝って、ゴロフキンやカネロと試合をするとなったとき、今回のような内容では勝つことはまずできないと思います。仮にとは言いましたが、ここで勝てば村田はWBAの正規チャンピオンになっていたのですから、ゴロフキン(もしくはカネロ)との王座統一戦が行われる可能性はあったわけです。そう考えると、村田のガードを固め前進し、プレッシャーを与えるスタイルはディフェンシブ過ぎる一面もあるのかもしれません。今回の試合でも積極的に手を出すことは多くなく、じっくり相手のパンチを待つ場面が多かったですし、結果手数で圧倒的に負けたわけです。このスタイルを崩せとは言いません。実際このスタイルは機能していて、エンダムのパンチをガードできていたしプレッシャーもしっかり与えることができていましたから。ただ、自発的にパンチを出しラッシュをかけていくところを増やさなければいけないのかな、と今回の試合を見て思ったわけです。この間の井岡戦ほどではないにしろ、攻め時には多少のリスクを背負ってでもラッシュをかけていくべきだと思うんですよね。

 

WBAの会長が今回のジャッジにコメントしているらしく、週明けに何か動きがある様子。判定が覆ることはないですから、これはダイレクトリマッチの可能性もあります。仮にそうなったとして村田サイドがこれを受けるのか。受けるにしても、村田のモチベーションが心配です。しっかり考えてから決めてほしいですが、引退だけはしないでほしいです。こういうこともあるのがボクシングの世界戦ですし、まだまだこれからがある選手ですから。今ある良いところは崩さず、もっと相手を倒すことを意識した試合運びができれば、ベルトにも手が届くと思います。これに挫けず、むしろ糧にして頑張ってください。

 

 

それはそれとして、比嘉・拳四郎両選手おめでとう!

【ディスクレビュー】テレビアニメの集大成。ポピパが導き出した“答え”と“これから” Poppin' Party 6thシングル『前へススメ!/夢みるSunflower』

どうも僕です。遂にこの日がやってきました。Poppin' Partyの6thシングルが発売です。3rdシングルと同じ両A面シングルの発売を、僕は心待ちにしていました。

相変わらず詳しい楽器知識は全くないので的外れな指摘や考察もあること思いますが、お許しを。一人のファン・消費者として感じたことと思ったことを吐き出させてください。

さぁ、それでは早速書いていきましょう!

 

 

 

前へススメ!夢みるSunflower 

 

前へススメ!

“青春”と“友情”が音に乗る

まずは曲の方から見ていきましょう。夢みるSunflowerでも取り上げることですが、やはり彼女たちの曲からは『青春の匂い』が非常に漂っています。前にも言いましたが、これはガルパの他バンドにはないPoppin' Partyだけの『個性』であり『強み』です。最近はPoppin' Party のことをガールズバンドらしくデフォルメされた青春パンクバンドだと勝手に思ってます。それくらい彼女たちの曲には青春感が乗っかっていると思うのです。なんとなくリードギターの音色もそんな雰囲気感じますしね。

それは当然この曲でも申し分なく発揮されていて、アニメの展開とリンクさせることでポピパが過ごした日々と友情が音として伝わってくるようです。所謂エモい曲調やテンポ感ではないですが、曲の展開や演奏、サビに繋がるまでのメンバーのリレーボーカル。そう言った節々から青春の匂いがして、非常にエモい。インストで聞くと心のちょっと弱いところをくすぐるような演奏がよく分かります。イントロのキーボードの音だとかBメロのギターリフとかすごく刺さります。個人的には特に、サビ終わりのボーカル5人のユニゾンと共に無音がやってくるところが最高です。初めて聞いたときぞくりと鳥肌が立ったことをよく覚えています。ここ本当にエモい。無限に聞ける。8億回泣ける。

AメロBメロとメンバーがお膳立てして、サビで香澄のパワフルな歌声が響くところはメンバーが香澄に寄り添っているようにも聞こえます。演奏も徐々に盛り上がっていって、サビの直前では階段を駆け上がるかのようにドラムやキーボードがまくし立て、そのままサビではボーカルを支えるように力強い音を聞かせてくれるところもあり、言葉や歌だけでなく演奏からもPoppin' Partyの友情や関係性が伺えるような気がします。周りの仲間が寄り添い支えてくれるから、香澄はひたすらまっすぐみんなを引っ張っていけるんでしょうね。

 

 5人の想いが紡がれ、一つになる歌詞

この曲はもちろんオケも感動的で素晴らしいのですが、何より注目すべきは歌詞! これは誰もが思うことに違いありません。

メンバーのソロパートの歌詞は、それぞれが香澄と出会ったことで感じたキラキラやドキドキ、彼女のお陰で変われたんだという素直な気持ちが歌われています。それを受け、サビでは香澄が香澄らしく『前へ進む』ことを歌い上げます。普通ならやろうとしないこと、無理だと思うこと。それを彼女は劇中で今まで何度も、それこそ“一心不乱に精一杯”前進することで一つ一つ突破してきました。一度は挫けた香澄ですが、それを乗り越えて、それでも前へ進むんだということを歌ってくれています。歌詞全てがアニメと非常に密接にリンクしていて、アニメを見続けてきた人なら曲を聞きそして歌詞を見ることで、その度にポピパのみんなの物語が思い返されるでしょう。

少しアニメの話をします。劇中で香澄は、思いついたら即行動してしょっちゅう突破もないことをしていました。香澄が少しおかしな人なのは間違いありませんが、こういう裏表のないまっすぐな人は得てして輝いて見えるものです。その輝きに有咲が、りみが、たえが、沙綾が惹かれ、香澄はずっと4人を引っ張り続けていました。そんな香澄が一人、焦りやプレッシャーそして恐怖心に押しつぶされ、挫けてしまったとき。4人は香澄に寄り添い、そんな彼女を支えました。きっとこのとき初めて、彼女たちは本当の意味で“バンド”になったんだと思います。今までは香澄が一人突っ走り、みんなを引っ張っていた。歌詞に『“わたしは一人じゃない”こと』という一節が出てくるところから、もしかすると香澄は一人ひた走ることへの孤独を感じていたのかもしれません。沙綾に「なんでも一人で決めるのはズルイ」と言った本人が、問題を一人で抱え込んでしまっていた。だけどこの瞬間から5人の歩幅が完全に揃った。そんな背景を考えると前述の演奏も、この歌詞も、一層深みを増して感じることができる気がします。2番沙綾パートの『過去の全てにとらわれた日々 一人悩むのはやめよう』という歌詞は、もちろん彼女自身のことでもありますが、同時に香澄にも通じているのではないでしょうか。前へススメ!の歌詞はまさしく、アニメ全13話の要約であると言えると思うのです。

 

 メインボーカルは“Poppin' Party ”

さて、聞けばすぐに分かることですし前述もしたように、この曲では度々取られていた香澄以外のメンバーもボーカルとして歌唱する手法が取られています。今までの曲ではその中でもメインボーカルはあくまで『香澄』でした。ですが今回メインボーカルと呼ぶべきなのは香澄ではなく、彼女を含めた『Poppin' Party』そのものだと思います。前の歌詞の話で言ったように、この曲はメンバーそれぞれの想いが歌われたアニメの総決算的な曲です。主役は香澄だけではないと言えるでしょう。メンバーそれぞれから香澄へ送る歌であると同時に、香澄からメンバーに送る歌でもあるわけです。歌詞の持つストーリーがこれまでの楽曲以上に、各キャラクターと密な関係を持ち、それがそれぞれの口から紡ぎ出される以上、この曲におけるボーカルは『バンド』そのもの。つまりは『Poppin' Party』であると言って差し支えないと思います。

 

夢みるSunflower

ポピパらしいサマーソング

2曲目の『夢みるSunflower』はタイトルからも察せられるようにサマーソングだと思います。なんとなくイントロのギターからは夏の日差しのような感覚を得られますし、全体的な曲の構成も夏を感じます。僕はよく分かりませんが、きっと夏っぽいコード進行やら展開やらがあるんでしょうね。2番のボーカルがフェードアウトするところからピアノソロ辺りはどことなく夏の寂寥感みたいなものも感じられます。なんとなく夏の到来を感じさせるような曲ですね。サマーソングとはいえ、TUBEみたいな所謂夏バンドの曲とは少し違うでしょう。ポピパらしい明るさやポップさのあるサマーソングだと思います。『いぇい!』のところとかポピパらしいですよね。やっぱりアニソンっぽさを混ぜ込んでる感じ。

個人的にサビのドラムのリズムが好きでして、特に『高く 強く 熱く 遠く』のところのドラムが好きです。僕って曲を聞いてリズムを取るときにドラムのリズムを取ることがすごく多いので、こういうちょっと変わったリズムとかテンポ感になると「おっ?」ってなるんですよね。

 

前へススメ!アンサーソング的立ち位置

 前回の両A面シングルであった3rdシングルのときもそうでしたが、2曲の間には繋がりがあるように思えます。所謂『アンサーソング』みたいな作りになっているのではないでしょうか。もちろん邪推という可能性もありますが、歌詞を見てみるとどことなくそんな雰囲気が漂っています。

顕著なところを抜粋しますと

『君が隣にいるから ふがいなさ許せたんだ』

『かなしかった日もあったよね 〜 溶けだした 未来』

この辺りがそうです。細かく見ると、「わざわざこの言葉を選んだってことは……?」と思うところもありますが、それこそ考えすぎな気もしますので目立つところを取り上げました。『前へススメ!』がメンバーから香澄に当てた曲という側面が強いのに対して、この『夢みるSunflower』は香澄からメンバーに対しての曲なんじゃないかなと思ってます。

 

ポピパの“新たなスタート”を想起させる

アニメの放送が終了し、とりあえずはひと段落ついたポピパ。そんな彼女たちがアニメを通して出した“答え”が『前へススメ!』なのだとしたら、この『夢みるSunflower』は彼女たちの“これから”を表してくれているような気がします。

この曲の歌詞は、『成長』や『夢に向かう姿勢』なんてものが書かれているように思えます。そこでちょっと考えてみたんですが……。これ、サマーソングという点と合わせて、夏に控えてる武道館ライブのことを暗に意識させようとしているんじゃないか?と思うに至りました。いや、本当に考えすぎかもしれないんですけど、そう考えると夢があるといいますか、ロマンがあるといいますか。少なくとも、この曲からは“終わり”の雰囲気というのは全くしなくて、むしろ「これからまだまだ盛り上げますよ」という前向きな感じがします。ともかく、この曲はアニメを終えたポピパが新たなスタートを切るための一曲なのは間違いないでしょう。

 

おわりに

アニメを見なければ魅力の半分しか伝わらない

 この6thシングルは兎にも角にもアニメ本編との結びつきが強いです。もちろんこのシングルだけを聞いても曲の素晴らしさは色褪せませんが、100%このシングルの素晴らしさを味わうためにはアニメの視聴が必要不可欠だと断言していいでしょう。あなたが音楽が好きで、Poppin' Partyの曲がいいなと思っているのであれば、アニメを見ずにこのシングルを聞くのは損していると言ってもいいかもしれません。是非ともアニメを見ていただきたい。ネット上での評判等で知っている人も多いと思いますが、正直アニメ本編の出来はいいとは言えません。こき下ろされるほどひどいとは毛頭思っていませんが、やっぱり手放しに褒めることができる内容では決してないでしょう。それでも、『前へススメ!』を。この6thシングルを。Poppin' Partyの楽曲たちの素晴らしさをより引き出してくれるのは間違いありません。

 

まとめ

さて、長々と語ってきました6thシングルのディスクレビュー。そろそろまとめに入りたいと思います。

前へススメ!』はアニメ本編と非常に密接な関係を持つ曲であり、Poppin' Party屈指の名曲です。対する『夢みるSunflower』は明るくポップなポピパらしさの中に、どこか切なさや寂しさを含んだサマーソング。前者はポピパの“これまで”と“その答え”を。後者は“これから”と“その先”を想起させていると思います。アニメ本編と組み合わさったとき、その魅力を数倍に引き出してくれるところは『アニソン』の理想形とも言えると思います。

この6thシングルはポピパのここまでのリリースの中でも最も素晴らしい“名盤”だと僕は思っています。驚異的なセールスを見せたRoseliaに、セールスの上で勝つことができるのかは分かりませんが、ある種『バンドリ』というコンテンツの一つの完成形なのかもしれないと思える一枚です。よろしければ是非、アニメ本編と合わせて聞いてみてください。

 

 

 

 

【ディスクレビュー】ヘビーかつエモーショナル。Roselia名刺代わりの一枚 Roselia 1stシングル『BLACK SHOUT』

こんばんは、僕です。今回はバンドリ ガールズバンドパーティーに出てくるバンド、Roseliaの1stシングルである『BLACK SHOUT』のディスクレビューです。僕としても非常に楽しみにしていた1枚でした。早速書いていきましょう。

 

 

BLACK SHOUT

BLACK SHOUT

〝これぞRoselia〟と言える、Roseliaの名刺代わりのような曲。それがこの『BLACK SHOUT』です。この曲を聞けば、Roseliaの音楽性や何をテーマとしているのかは全てわかると思います。渾身の一曲です。

 

聞けば分かる“世界観”

彼女たちの衣装や荘厳な雰囲気のイントロは紛れもなく“ゴシック”をイメージしたもの。その後奏でられる重厚で重たいサウンドは、Poppin' Party のそれとは大きく異なったロックサウンドです。がっつりそうなわけではありませんが、これは“メタル”ですよね。メタル特有のクサさがしませんか。ジャンル的にはゴシックメタルに近いんでしょうか? その辺りはあまり詳しくないので分かりませんが、個人的にはジャパメタクサさを感じました。どうにせよ、完全にPoppin' Party とは異なる独自性があります。『ガルパ』には他にも強い個性を持ったバンドが出てきますが、Roseliaの高貴さ・荘厳さや、秘めている激情なんてものがこの曲を聞けば伝わってきます。

 

 声優ソングらしからぬヘビーな音

当たり前ですがメタル系の曲ということで、何と言っても演奏が激しい! Aメロのリフなんかツーステ踏めますよ。後でライブについては書きますが、声優のライブでツーステ踏めそうだと思うことがあるなんて思いもしませんでした。ベースの低音もゴリゴリで、ドラムのプレイングもメチャクチャ激しい。こんな曲を声優が歌って演奏するなんてとんでもないことです。上松さんの手札の多彩さは半端じゃないですね。本当に同じ人間が作ってるのかと疑いたくもなりますが、サビで鳴っているシンセの音などからは上松節を感じます。天才だ。

 

 重たいのにキャッチー

Roseliaはボーカルがソロで存在しているので、もっとボーカルを全面に押し出す展開にしそうなものですが、この曲では他のメンバーもがっつり歌っています。コーラスパートがとても多くてキャッチーですし、ユニゾンで歌い上げられるサビは音の厚みと勢いがとてもあってかっこいいです。特にコーラス部分は使われている言葉の影響もあり、激しく攻撃的な曲の中にとっつきやすさを生み出しているように思えます。これがあるとないとではだいぶキャッチーかどうかが変わるじゃないでしょうか。勢いという点では、ストリングスが入っているイントロや2番のAメロとその他の部分で緩急が作られているところも作用していると思います。

 

 Roseliaを物語る歌詞

歌詞はRoseliaのスタンスが如実に現れてるなぁという印象。彼女たちの音楽に対する姿勢が、ゴシック的な所謂厨二的ワードを盛り込みながら描かれている歌詞だと思います。メンバーのソロパートなんかは歌っているキャラクターの心情なんかが書かれていますね。この辺は“アニソン”らしいです。曲・歌詞共にRoseliaとは何たるかを表現しているものだと思います。サビの歌詞なんてまさしく“Roselia”というバンドの生き方そのものですよね。

 

LOUDER

この『LOUDER』は、ガルパ内ではボーカル湊友希那の父親がかつてバンドで演奏していた曲として登場します。そういう経緯があるからか、前述の『BLACK SHOUT』とは少し違ったテイストの曲になっています。ストリングスの音はなくなり、ゴシック感はほとんどないのではないでしょうか。シンセの音がかなり目立っていて、メタルっぽさもあまりないように思えます。『BLACK SHOUT』と比べて『LOUDER』はメロディアスな曲調で、邦楽で言うと個人的にはMY FIRST STORYっぽい感じがしました。ジャンル的にはエモとかに分類されるんでしょうか?

 

 友希那とリンクする泣ける歌詞

Roselia結成以前から存在していた曲という設定ですが、歌詞的には完全にこの曲を歌う友希那の心情が描かれたものです。ガルパで行われたRoseliaイベントのストーリーや、友希那がバンドを組んだ理由とリンクした歌詞です。この辺りを知っていると歌詞の持つ意味が深みを増します。この曲を歌うことに対する苦悩や歌う決意、友希那の音楽の原点、父への想いなど友希那のパーソナルな部分に踏み込んだ歌詞です。歌詞のバックボーンを理解していると非常に胸を打たれるというか、泣けるんですよね。いくつか抜粋しますと

『輝き溢れゆく あなたの音は私の声でtry to… 伝えたいの』

『あなたがいたから私がいたんだよ』

『あの頃の私がいて あの頃のあなたが笑うよ』

この辺りがすごく泣ける。どれだけ友希那がお父さんのことを想っているのか。どれだけお父さんの音楽が好きだったのかが分かります。『You're my everything』=『あなたは私の全て』ですよ。メロディアスな曲調と合わさってすごく泣けます。あと、他の英語の部分もいいんですよね。彼女の決意がよく伝わってきます。

 

 “無音”を作るという勇気

個人的にはこの曲はボーカルもすごくいいと思っていて。歌うの難しいと思うんですが、突き抜けるようにまっすぐな歌声で心を掴まれました。『BLACK SHOUT』と違ってユニゾンがほとんどないのも、ボーカルの魅力をより直接的に伝えてくれ、友希那の言葉をまっすぐリスナーに届けてます。ラスサビ前のアカペラパートもすごいですよね。そもそもアカペラパートを作ること自体冒険というか、勇気がいることだと思いますし、当然歌う側もプレッシャーになるところ。作曲者が友希那を、相羽あいなさんを信じてそれに応えた部分といってもいいでしょう。ライブで聞けたら震え上がりそうです。僕としては『輝き溢れゆく』まで無音にしてもいいと思いましたが、ボーカルが入るまでのタメを入れて5秒も無音を作ったのは「よく耐えたな」と言わざるを得ません。偉そうな言い方ですが普通は曲の中に無音を5秒も入れないと思いますし、素直によく思い立ったなと。ボーカルが乗るからこそ耐えられた5秒なんだとは思いますが、それでも勇気ある構成だと思います。

 

おまけ

3rdライブ映像Roseliaパート

 今回のシングルには生産限定盤として3rdライブでのRoseliaパートのみを映像化したものが付いてきました。僕はライブビューイングではありましたがリアルタイムでこのライブを見ていました。しかし記憶というものは薄れていくもので……。何度でも繰り返してみたいライブですし、記憶を取り戻すためにも改めて見ました。やっぱこれ楽器始めて半年のバンドがするパフォーマンスじゃねぇ!

 

前にライブのレポでも書きましたが、前半2曲は『魂のルフラン』と『Hacking to the Gate』のカバー2曲。ラストにオリジナル曲の「BLACK SHOUT』という構成。改めて見ると緊張のせいか相羽さんのボーカルが不安定ではありましたが、やはり上手い。今後慣れてくればかなりの技量を見せてくれるのではないかと今から楽しみです。これは楽器陣にも言えることで、次に彼女たちのライブを見るときにどれだけ上手くなっているのか。非常に楽しみなってポイントの一つですね。ステージング・パフォーマンスという点はこの段階で本当にレベルが高くてかっこいいので、そこにスキルまで備わってくると圧巻なんじゃないかと。

今回のライブ映像で僕が注目したのは、『BLACK SHOUT』のギターソロ。工藤晴香さんのギターパフォーマンスです。直前の遠藤ゆりかさんのスラップもかっこよくて素晴らしいんですが、その後に続く工藤さんのギタープレイが本当にかっこいい。恐らくワーミーを使った音なんだと思いますが、アーミングプレイのようなつんざく音がたまらない。CD音源の数倍かっこいいです。引きで取られた映像で映される工藤さんの動きもかっこいい。文句なしの100点です。この部分だけでも聞く価値があります。やっぱりこの手の音楽はライブで聞いてなんぼですよ本当に。ライブ音源だとベースの低音もゴリッゴリでヤバイですしね。もう少し抑えてもいいんじゃね?ってくらいガツンと低音効いてます。

このライブ映像、マジでオススメなんでぜひ見て欲しい。リアルタイムでこれを聞いた僕たちがどれだけ衝撃を受けたのか少しは分かると思います。

あ、そういえば『Hacking to the Gate』のリズムキープミスってガタついたところは修正されてましたね。その部分カットされてました。これはポピパの『1000回潤んだ空』のミスも修正されますねきっと。

 

 

 おわりに

そんな訳で書いてきました『BLACK SHOUT』のレビューでしたが、いかがでしょうか。なにやら売り切れ続出で買えていない人もいるようで、Roseliaの勢いにびっくりしています。僕は予約していたので悠々とフラゲ日に購入していたので、まさかこんなことになるとは思いもしませんでした。ポピパもこれくらいの勢いを持てるといいですね。6月に控えている6thシングルも楽しみです。気が早いですがRoseliaの2ndも早く欲しいですし、ガルパの他のバンドのシングルも今後出るのが楽しみです。

 

それではまたそのうち。お疲れさまでした。

 

 

BLACK SHOUT(生産限定盤)(Blu-ray Disc付)

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BLACK SHOUT(通常盤)

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