読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

はてな日記大作戦

好きなことを気の向くままにつらつらと

世界遺産検定

こんにちは、僕です。2月もいよいよ佳境ですね、早いものです。ついこの間年が明けたばっかな気がしていたんですが、気付けば3月も目前ですか。僕もいつの間にか大学3年生になってしまうようです。こうやってあっという間に就活がやってきて学生時代も終わるのかな、と思うと何かと焦燥感に駆られます。

最近レビュー記事ばっかり書いてたので、何でもないことを書くのは久々ですね。3月は結構予定が入っていて、意外と充実した月になりそうなのですが、一つ準備しておかないといけないことがありまして。タイトル見れば分かるんですが、来月世界遺産検定というものを受験することになっているんですよね。その名の通り、世界遺産に関する知識やらを問う検定です。僕は初めて受験するので3級を受けます。

なんで受験することにしたかというと、単純に面白そうだったからってだけです。べつに僕が大学で勉強する分野で必要だからとかではないです。まぁ関係ないわけではないんですけどね。大学では主に環境学について勉強しているので、世界遺産環境保全やら保護やらは関係あるのです。せっかく大学に通ってるんだし、学生の間に攻めて自分の興味のある資格をいくつか取っておきたいなと思ったのが、一応動機といえます。
この世界遺産検定の試験日が来月の12日なため、最近は少しずつ勉強を進めているところです。難しいものでもなく、形式もマークシートなのでのんびりと勉強は進めてます。少なくとも2級までは合格したいと思っているので、一発で通れるように頑張ります。続けて受験するかはまだ分かりませんが。とりあえず3級に受かったら、次はバッチリ環境に関係する資格を受けてみようかなと考えてもいるので。資格は持っておいて損はしませんからね。

ちなみにこの世界遺産検定のテキスト。受験する気はないけど、単純に世界遺産が好きで興味があるって人にもオススメです。地球と人類の歴史の一片を垣間見れて、読んでいて普通に面白いですよ。世界の広さを実感させられるといいますか、実際にこの目で見てみたくなります。

それじゃあまた何かあればブログ書きますね。お疲れさまでした。

【ディスクレビュー】Poppin' Party 5thシングル『キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜』

こんにちは、僕です。予告通り今回はPoppin' Party 5枚目のシングル、『キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜』のディスクレビューを書いていきます。これでしばらくはポピパ関連の記事は落ち着くかと思っていたんですが、そういえば4月にはキャラソンのリリースなんかがありましたね……。絶え間なくリリースされて嬉しいんですけど財布事情は中々大変です。


キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜

キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜

アニメ『バンドリ』のED曲ということで、当たり前ですがEDっぽい曲です。特徴としては『走り始めたばかりのキミに』と同じく、メンバー全員のソロ歌唱パートがあることでしょうか。
OPである『ときめきエクスペリエンス!』は疾走感のある分かりやすい曲でありながらも、Bメロなどに少々癖のある曲でしたが、こちらはもっとストレートな構成でそれこそ『バンド』に寄ってるのではないでしょうか。ライブハウスで聞いても違和感のない曲だと思います。
僕はこの曲のリードギターがすごく好きでして。イントロのフレーズとかとてもグッときます。あとギターソロ前の静かなところのフレーズも好きです。多分あれですね、そもそも音色が好きなんだと思います。そういえば、聞いてる感じこの曲のベースかなり動いてて難しそうに聞こえるんですけど、実際どうなんでしょうか。もしもベースやってる方がこのブログを読んでくれているなら教えて頂きたいところです。

今回も当然後追いする歌詞があります。だけどちょっと今までと違ったタイプのところがあって、そこが結構耳に引っかかって頭に残るんですよね。Aメロにある一文字だけ続けて歌うところなんですけれども。めっちゃ単純なんですけど上手いなぁと少し思いました。従来の後追いの中に少し変化球を混ぜているので、記憶に残るんですよね。
あと、サビ前のコーラスパートにある『10,9,8,7,5,』と『Sing! Sing! Sing! Sing! Sing Girls!』の部分も好きですね。前者の方は、その後に続く『4,3,2,1 ーー Ready Go!』まで数字は日本語で読まれてて面白いですし、後者の方も言葉を畳み掛ける感じが楽しくて良いと思います。ここは一緒に歌いたくなりますね。3rdライブでこの曲を聞いてから、個人的に好きな曲ランキング上位にこの曲は躍り出たのですが、やっぱり良いですね。アンコール前最後の曲はこれ!って感じです。直接的にハッピー感を表現している曲ではないのですが、曲から大団円感がひしひしと感じられます。やっぱり何処となく青春パンク感を感じる気がするんですよね。

ちなみに僕は『昨日は今日になって 明日になって 未来になって 永遠になってた』という歌詞がすこぶる好きです。

Happy Happy Party!

まだライブでも披露されていない完全新曲。バンドリのスマホアプリの主題歌だそうです。歌詞はアプリのストーリーに関係しているそうですよ。めっちゃ平和で明るいストーリーな予感がしてます。今までの曲の中でも一番ハッピーな曲でしょう。

後で書くことにも共通することなのですが、この曲はまさしく“Poppin' Party ”の特徴が詰まっている曲なんじゃないかなと思ってます。前向きで明るい歌詞に、ポップで楽しい曲がポピパの色だと僕は思います。なのでこの『Happy Happy Party!』は、そのイメージにこれまで以上にはまっている曲ではないでしょうか。楽器陣も全ての楽器が目立っていますしね。
曲自体は縦ノリの非常にノリやすい曲。これは4つ打ちで間違いないでしょうか? 高校生のガールズバンドって雰囲気がガンガンに漂ってます。とても広い層にウケるキャッチーさがあってとても可愛い曲ですよね。そして何処となく感じられる“青春”の匂い。香澄の少し幼さの残る歌声が一層それを引き立てているように思えます。

総評

Roseliaが出てきたことで、Poppin' Partyというバンドの色も明瞭になってきたんじゃないかなと、3rdライブを終えこのシングルを聞いて強く思いました。さっきも言ったように、とにかく明るい前向きでロックというよりポップな曲というのが、Poppin' Party の色だと僕は思います。加えて言えば、彼女達の曲に必ず付いてくる『青春感』も大きな特徴でしょう。この5thシングルに収録された2曲には、その“色”が濃く出ていたのではないでしょうか。
今後アプリがリリースされれば、一気にバンド数が増えそれぞれの特色が出てくるでしょう。その中でPoppin' Party がどういった方向に舵を切って演奏していくのか。何を武器にしていくのか。ある種それが固まった一枚かもしれませんね。


以上、5thシングルのディスクレビューでした。アプリのリリースも間近に迫り、個人的にはバンドリ関係で非常に楽しみの多い今春。ポピパの曲は良い意味で癖がないので、アプリをきっかけに曲を聞いてみる人が増えてくれると良いなと願っています。
そうそう、実は来週開かれるアプリの体験会に当選しまして、当日現地でアプリを実際に遊んできます。ポピパとRoselia以外のバンドの曲もできるのか気になっていますし、とてもワクワクしています。発表会の方もどうやら良席を引いたようで嬉しい限り。どれくらいのキャストが登壇するのか、バンドリ以前に声優ファンとしても楽しみです。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

‪BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017!‬ レポ

こんばんは、僕ですよ。今回は先日ライブビューイングで参加してきました、バンドリの3rdライブのレポです。本当なら現地に行っていないので書かなくてもいいかなーと思っていたのですが、衝撃的な内容で言いたいことがたくさんあったためここで消化させていただきたい。ユニゾンの時のライブレポのように、曲一つ一つにコメントしていくようなことはしませんので悪しからず。


セトリ
1.Yes! Bang_Dream!
2.走り始めたばかりのキミに
3.Little Busters!(伊藤彩沙&大橋彩香)
4.Alchemy(愛美&大塚紗英&西本りみ)
5.DISCOTHEQUE(Poppin’ Party )
6.STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜 acoustic ver.
7.ぽっぴん’しゃっふる acoustic ver.
8.魂のルフラン(Roselia)
9.Hacking to the Gate(Roselia)
10.BLACK SHOUT(Roselia)
11.ときめきエクスペリエンス!
12.ティアドロップス
13.キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜

アンコール

14.1000回潤んだ空
15.STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜


ライブ全体について

僕は前回の2ndライブに行っていないので、そこからここまでの間での成長とかは分からないのですが、期間が3ヶ月程度しか空いていないのでさほど変化はなかったのではないでしょうか? ただ、2ndライブ後に撮られたであろうライブ映像なんかと比べると、バンドとしてのまとまり、グルーブ感が増したんじゃないかなと思います。メンバー間の結束が固く一層固くなってきたんじゃないかなと。多少ミスしても、バントのグルーブ感があれば勢いでなんとか出来ますし、聞いてる側も心地よく盛り上がれるので大変重要なことですよね。
まぁちょいちょいミスはあったわけですが、それでもリードギターやベースの細かなテクニックも決まっていたと思いますし、そのミスをさっき言った結束力とグルーブ感でフォローできるようになってきたんじゃないでしょうかね。
初めてライブで披露されたアニメのOPとED曲ですが、思った通りライブで聞くといいですね。これは是非とも会場で聞きたかったなぁと。ライブビューイングは音が少し小さかったりでいまいちな環境だったこともあり、ライブはやっぱり現地が一番だなと改めて思いましたね。特にED曲の方はライブで印象が少し変わりました。これはライブのラストの曲にピッタリだなと。

そうそう、ときめきエクスペリエンス!とティアドロップスの間に繋ぎの間奏があったんですよ。これがすごく良かった。僕は元々そういう演奏大好きなんで、めっちゃテンション上がりました。今後もこういうの増やして欲しいですねぇ。

Roseliaについて

正直、3rdライブ一番の見どころは彼女たちだったと思います。それほどの衝撃でした。ラジオの方で何やらサプライズがあるとは聞いていたのですが、まさかRoselia登場とは。いや、まぁRoseliaがステージに立つこと自体は想像の範疇でした。だけどまさか、Roseliaも生演奏するなんて思いもしませんでしたよ……。誤解を恐れずに言いますけど、この後書くパフォーマンスも合わせて、今回はポピパが食われてしまったと言っても過言ではないと思っています。もちろんポピパも素晴らしかったですが、Roseliaはそれを上回る印象を与えていったと思いますよ。

さて、肝心なRoseliaの曲や演奏についてです。実はこれが一番書きたかったことなんですよね。これを書きたいがために、このレポを書くことに決めたくらいです。率直に言うと、Roseliaの音楽性は『メタル』であると言っていいでしょう。まぁキャラクターの衣装がゴスロリ系だった段階で予想済みではあったのですが。二つのカバー曲については、演奏面について書くときに触れるとして、今はオリジナル曲である『BLACK SHOUT』について触れていきましょうか。
現在YouTubeでショートMVが公開されているので、こんな記事読んでるより聞く方が早いでしょうし、まずは聞いてみてください。


Roselia 『BLACK SHOUT』 Music Video Live Ver.

どうですか、結構メタルしてるでしょう? これはゴシックメタルと言うんでしょうか。あんまりそっち方面には明るくないのでよく分からないのですが、これがメタルを意識している曲だと言うことは分かりました。ゴシックメタルの場合は歌詞はもっと荘厳な感じになるのかな? まぁガチガチのメタルほど演奏がソリッドでバスドラがドコドコしてるわけじゃないんですけど、メタル調を取り入れた分かりやすくかっこいい曲なんじゃないかと。実はドラムもツインペダルではなく、ツーバスで演奏していたので実際にはドコドコパートもあったと思います。すいません、ライブ中は割と圧倒されててそこまで深く聴き込めてなかったんですよね……。音源が発売されたり、次のライブとかでしっかり聞ければ確認してみます。

さてさて、Roseliaは『BLACK SHOUT』の他に、『魂のルフラン』と『Hacking to the Gate』の二曲をカバー演奏していました。『魂のルフラン』は既にカバーが発表されていましたが、『Hacking to the Gate』は今回サプライズ披露され、ガルパでの収録も決定しました。もちろんメタル調のアレンジが為されていて、迫力抜群でした。
驚いたのは、キーボードを弾いていた明坂聡美さん以外のメンバーは楽器歴半年だと言うことです。とても半年のクオリティではなかったもので。ドラムの桜川めぐさんは関節の動きが固く、所謂初心者的叩き方ではありましたが、頭を振り回しながらの非常にパワフルな演奏を披露していてガンガンに音圧が出ていました。ベースの遠藤ゆりかさんもしれっとスラップを弾いていたし、ギターの工藤晴香さんはポピパの大塚紗英さんとは対照的にクールで堂々たる弾きっぷりで、後から話を聞くまでてっきり経験者なんだとばかり思っていました。技術面に関して細かく言える知識を僕は持っていないのですが、少なくともゼロからのスタートを半年であそこまで仕上げてきたのは驚異的の一言でしたね。

このRoseliaの特に良かった点ですが、やはりメンバー間の信頼関係とグルーブでしょうか。音圧ゴリゴリで迫力も素晴らしかったですが、特筆するならこの二点ではないかと。演奏を見ているだけで、なんとなく五人の信頼関係ってのが感じ取れた気がするんですよね。それだけ音にまとまりがあったといいますか。当然技術はまだまだなところもあったと思います。特に『Hacking to the Gate』の時だったと思うのですが、リズムがズレて曲が止まりかけたポイントがあったんですよ。その時に演奏は続けたまま、ボーカルの相羽あいなさんを中心に全員が息を合わせて演奏を軌道に戻したところからそれを強く感じました。演奏の息があっているので多少ミスっても、さっき言った通り勢いで乗り切れますし、Roseliaの場合は音の厚みがかなりあったのでそこでもフォロー出来てた感じです。あそこで演奏を止めずに弾き切ったのは純粋に良くやった、というポイントでした。

4thライブについて

事前に噂も流れていましたし、僕自身なんとなく予想していたというか、冗談半分で「ブシロ強気だし、次は武道館くらいのキャパかな〜」なんて思っていたら、まさかの的中で8月に4thライブが武道館で開催されることになりました。バンドリのプロジェクト自体は既に2〜3年動いているものではありますが、本格的に活動が始まったのを1stライブより少し前と考えると、武道館決定はメチャクチャな早さだと思います。問題なのは会場を埋められるのか、という点ですよね。

武道館のキャパはセットの組み方でだいぶ前後しますが、1万規模の大きなハコなので、3rdのTOKYO DOME CITY HALLと比べると7千近く差があることになります。3rdの会場は満員御礼で、少なくとも僕が行ったライブビューイングもほとんど埋まっていました。大盛況だったとはいえ、正直ここからの武道館へのステップアップは冒険だと思います。恐らくアニメで新規を確保する目論見を兼ねての武道館なのだと思いますが、素直に言うと今の状況ではそこまで多くの新規を確保できるとは考えにくいところ(主に香澄のキャラクターにより) ここからどれだけアニメが巻き返していけるかに比重がかかっていますが、やはりRoseliaが登場したことによる影響はありそうです。風の噂で聞いたのですが、ライブ後にAmazonのランキングでバンドリの円盤1巻が上位に躍り出たとか。

なんにせよ、ライブまではまだ半年ほどあります。ここからアニメが巻き返すことも十分ありますし、色々なところで新規を取り込んでいく動きもあるでしょう。僕はこの4thライブ、絶対に現地で見たいのでチケット購入のチャンスは漏らさず狙っていきますよ。恐らくRoseliaをはじめとするガルパのバンドも出るのではないかな、と言うところですし、人気声優の方々が出演するなら一層埋まる可能性は高いのではないでしょうか。ほぼありえない話ですが、その他のバンドも生演奏するなんてことになったら大変なことになりますよ。

バンドリのライブについて少し思うこと

これは完全に僕の私的な考えであって、今の状況を批判するつもりではないのですが、バンドリのライブにおけるサイリウムの必要性をあまり感じないんですよね。これは僕が、そもそもバンドのライブに慣れている人間だからなんだと思います。バンドリのライブは所謂声優ライブ感が薄く、普通にバンドのライブを見に来てる感覚で見られるんですよね。なので元々普通のバンドライブに慣れている僕みたいな人間からすると、サイリウムを振ることに違和感を感じるんですよね。普通に拳を上げて盛り上がりたくなるんです。というか、もっと言うとライブハウスで危なくない程度にモッシュしながら見てみたい感じが強いんです。逆に声優ライブやアニソンライブに慣れている人は、別に何も違和感は感じていないとは思うのですが。バンドリの形態が、本格的バンドとアニメ・声優ソングの中間にあるからか、どことなくどっちつかずな感じがします。それが良いところでもあるので難しいのですが。個人的にはデカイ会場でやれるようになったら、僕みたいなタイプと他の人で席を分けるっていうのもアリなのかなと思いました。

ついでに言うと、コールもあんまりやる意味を感じないと言うか。あ、ここで言うコールはPPPHとかその辺のです。シンガロングとか後追いを一緒に歌うとか、間奏で声出すみたいなのは別に気にならないですよ。でも思いっきりこれはコールだなって感じのは、なんか違うなぁと思ってしまうんです。そもそも入れるスキがあんまりないので気にすることでもないんですけれどね。まぁ昨今は所謂“厄介”勢もいるので、そういうのは所構わずで入れてくるのでやめてほしいですね。ライブビューイングでも少しいたので気になりました。ライブは基本演者と自分の一対一のコミュニケーションですし、自分が好きなように楽しめばいいのですが、それで周りを不快に思わせるようなことをするのは言語道断です。一対一の先には他のお客さんとのコミュニケーションがあることを忘れてはいけない。自分さえ良ければいいって考えは幼稚ですからね。

まぁ正直会場にいれば熱気で大抵のことは気にならないんですが、ライブビューイングで少し俯瞰して見てたからか何かと思うことがあったというわけでした。だから次は余計に現地に行きたい!


そんなわけで長々と書いて来ましたが終わりです。次は武道館、非常に楽しみです。武道館というステージはミュージシャンの聖地ですし、ポピパの面々はライブまでにさらなるスキルアップをしてもらいたいですね。武道館という舞台に相応しい演奏を期待しています。Roseliaという競い合う相手が出てきたことは、武道館を控える彼女達にとっても良い刺激になるのではないでしょうか。4thライブまでの間にもガルパが配信されたり、ソロキャラソンやサントラ(2ndライブの映像付き)といった展開も待っていますし、しばらくは楽しい日々が続きそうです。今後もバンドリの動向からは目が離せないですね。
それではまた次の記事で!

【ディスクレビュー】Poppin' Party 4thシングル『ときめきエクスペリエンス!』

こんばんは、今回もレビュー記事です。今回取り上げるのは先日発売された、Poppin' Partyの4thシングル『ときめきエクスペリエンス!』です。こちらは現在放送中のテレビアニメ『BanG Dream!』のOP曲である『ときめきエクスペリエンス!』が収録されたシングルです。
待ちに待ったアニメと4thシングル、今回も長々と語っていこうかと思います。


ときめきエクスペリエンス!

ときめきエクスペリエンス!

アニメのOP曲だけあって爽やかで疾走感のある曲。演奏は相変わらずがっしりとしたバンドサウンドですが、コーラスや後追い歌唱、歌詞とBメロの独特のテンポ感といった点にはアニソンのエッセンスを感じ取れます。展開が分かりやすく明確に盛り上がるポイントが作られているところや、一緒に歌える・コールをできる構成になっているところはバッチリアニソンですね。散々言い続けている“バンドサウンド”と“アニメサウンド”の融合は、今回もかっこよく決まっていると思います。

この曲の見どころ(聞きどころ)は何と言ってもサビの疾走感ではないでしょうか。後追いして歌われる歌も、サビの勢いを加速させています。サビのベースラインがかっこよくて、その点も好きです。
個人的にはこのサビのメロディがエモくて、ちょっと泣けるんですよね。恐らくこの疾走感に後追いの歌が加わり、メンバー全員の声が一体となって主旋律が歌われるところに僕の心がグッと来ているのではないかと。
このサビを際立たせるのは、Bメロの力を溜めている感ではないかと思います。ドラムがフロアタムをドンドコ鳴らし、ベースが唸り、ギターが徐々に盛り上げ、最後にキーボードが点火させる。そんな展開がエンジンを徐々にふかし、サビで一気に爆発させているような印象を与えてくれている気がします。僕はBメロのリズム隊の音色が面白くて好きですね。

歌詞の方はアニメのOPらしく、ポピパ5人のこれからのキラキラしたときめく体験を予感するような歌詞になっています。なんせラスサビで『進め! ポピパ!』って歌詞が出てきますからね。歌詞の中に再三出てくる“約束の待つ場所”は、香澄の「私たち絶対ここでライブします!」というお馴染みのセリフに出てくる『ここ』なんでしょうね。“約束の待つ場所”ってフレーズがもう好きですわ。歌として聞くと“弧を描く流星が”というフレーズも好きですね。

1000回潤んだ空

個人的にこれまでのポピパ楽曲の中で一番の衝撃だったかもしれません。遂にこんなタイプの曲が来たか、と。
キーボードのピアノ伴奏から始まる繊細で静かな導入。そこにボーカルとギターが乗り、曲は少しずつ加速していきます。こちらも思わず意識的に耳を傾け、そのサウンドに聴き入ってしまいます。しばらくはキーボードが楽曲を引っ張っていく弾き語りのような展開が続きます。この辺りは美しいピアノ音と、丁寧に歌い上げられる歌詞に惹かれますね。
時間にして1分を超えてきた辺りで初めて、他の楽器も演奏に参加し始めます。ボーカルに寄り添うような演奏に魅了されていると、愛美のボーカルにも熱がこもり、それまで抑えていた感情が爆発したかのように楽器陣の演奏が解き放たれ、バンドサウンドへ変化していきます。ここの盛り上がりはベタと言えばベタな展開ですが、やはり心を揺さぶられますね。思わず手を掲げてしまいます。エモいです。ライブだったら最初はボーカルとキーボードのみがライトで照らされていて、ここに来て鮮やかな照明と共にステージが鮮やかに照らされる。そんな演出が浮かびます。

曲全体としては『supercell』っぽさがあるように思えます。この曲!と明言できるほどsupercellに詳しくはないのですが……。全体の演奏が始まるポイントのリードギターはなんとなく青春パンクを連想させるような、胸に刺さる心地の良い音色で非常に好きです。
演奏のバックで流れ続けるキーボードも透明感のある音をしていて、この曲の土台であると言ってもいいかもしれません。最初以外は曲調としてバラード曲になっているわけではありませんが、切ない旋律を奏でるキーボードが心をくすぐりますね。ガツンと盛り上がる曲ではありませんが、聞けば聞くほど「良いなぁ」と染みる名曲ではないでしょうか。

これはこの曲に限らず、前の『ときめきエクスペリエンス!』にも言えることなのですが、愛美の歌声がこれまでと比べて安定感が増しているように思えます。キャラ声の歌に慣れてきたのか、すごく自然に歌えてるんじゃないでしょうか。これまではちょっと高音が苦しそうに聞こえていたのですが、今回はその様子は感じないどころか余裕すらあるのでは。とても伸び伸びと歌っているように聞こえますし、裏声の部分もすごく綺麗でよく伸びています。中々歌うの難しいと思うのですが、ボーカリスト愛美の実力が伺えます。特にこの曲は『聴かせる曲』なので、ボーカルが良ければその分魅力的に聞こえますよね。歌い方に気持ちが乗っているのは聞けばよく分かりますし、これはライブで聞くとかなり泣けそうな予感がします。
僕が特に好きなのは一番最初に出てくる『でも…それでも昇る』の、『でも』の部分です。ここの噛みしめるような発声がたまらなく良いんですよ……。他のところではもう少し軽く、というか肩の力を抜いて歌っているのですが、ここだけは感情がこもりまくって聞こえて、毎回ぞくりとします。しかもそのまま、曲の方も気持ちが一気に解放されるように盛り上がるので最高です。感じた熱をそのまま持っていける感じ。

“青春”と“夢”を歌った歌詞は愛美のボーカルを通して聞くと、非常に説得力を持って感じられます。一直線に胸に届く、そんな歌声です。別作品ですが、彼女が演じるアイドルマスターミリオンライブのジュリアというキャラクターの持ち曲である、『流星群』や『プラリネ』を聞いた時にも感じた感覚でした。これは彼女が持つ歌声の才能なんでしょうね。
『夢は叶う』『夢を諦めない』といったテーマは音楽においてよく見られる、お馴染みのキーワードです。それ故にありきたりな言葉で歌われてもそれは陳腐で、『夢が叶わない』という“現実”を知る僕達では説得力も感じません。しかし、この曲で歌われる『夢は夢じゃないと歌う旅 青春を全部捧げていい』という歌詞は少し遠回しに、だけど真っ直ぐなメッセージが込められていて、ただ『夢は叶う』だとか言われる何倍も説得力を持って聞くことができると思います。『青春を全部捧げてもいいくらいの価値が夢にはある』『夢は夢じゃないと歌う旅=夢を叶える道程であり、そのために青春を捧げてもいい。青春とはそのためのものなんだ』そんな意味があるのかな、と深読みしてしまいました。歌詞ですから十人十色の解釈があると思いますが、それでも愛美の“歌”というフィルターを通すことで、この歌詞も真っ直ぐ聞く人の心に届くことでしょう。



長々と書きましたが、この辺りで筆を置かせてもらおうかと思います。振り返ってみると『1000回潤んだ空』の文章量やけに多いですね。個人的にこの曲は4thシングルの目玉だと思ってますし、ポピパの楽曲の中でもかなりの名曲であり、メンバーの(特に愛美)の成長も感じられる曲だと思っているので熱が入ってしまったようです。もちろん『ときめきエクスペリエンス!』も良い曲ですからね。カッコいい曲と泣ける曲って感じの4thシングルでした。次の5thシングルのときもまたレビュー書きますので、その時は改めてよろしくお願いします。
とりあえず僕は明後日に控えている3rdライブがクッソ楽しみです。自分は残念ながら現地には行けずライブビューイングでの参加にはなりますが、もしかしたらそれについても記事を書くかもしれません。2月はバンドリ尽くしで忙しい!
それではまた次の記事で!




(ダブりすぎィ!!!!)


ポッピンQを観たなら漫画版も読んでみよう

 

こんばんは、僕です。

以前書いた映画『ポッピンQ』の感想記事が意外と好評らしいです。ポッピンQを観ていない友人からも面白かったと言ってもらうことができて、読み物としても悪くない出来にできていたのかな、と思うと嬉しい限りです。皆さんはポッピンQを観に行かれたでしょうか?

 

shun0017.hatenablog.com

 

この記事ではポッピンQについて、こんな風に書いていました。

とにかく「ここをもっと説明してくれれば……」や、「ここをもっと掘り下げてくれれば……」が多いのが残念でした。

【ネタバレ注意】『子ども』からの卒業、『大人』への第一歩 ポッピンQ レビュー・感想 - 備忘録と夢想録

 実はこの残念だった要素を補ってくれるかもしれない漫画が連載されているということを、つい最近知りました。なので少し紹介させていただこうと思います。それがこちら。

comic.webnewtype.com

こちら、『ポッピンQ reverse』という漫画です。 この漫画は劇場ストーリーで描かれたなかった前日譚や裏側を描いていく漫画です。つまり、伊純以外のキャラクターの掘り下げや説明不足だった点についての補足が、この漫画では行われていっているというわけです。現在は4話まで公開されていて、1〜3話ではレミィが声を失った理由や時の種が砕けてしまった理由、伊純以外の4人が時の谷に来る前、合流前の出来事が描かれています。

この漫画がどこまで続くのかは分かりませんが、現段階でもいくつかの疑問点に対するアンサーが提示されており、続いていけば大人沙紀のことやレノンのことも触れてもらえるかもしれません。伊純や沙紀以外のキャラクターの過去についての詳しい描写も期待できそうです。

本音を言えば、この漫画で描かれることは映画本編で描いてほしかったです。しかし、こういった形で映画を観たファンの疑問・不満に答える術があるというのはありがたいことです。しかもネットから無料で読めるので手軽でいいです。

4話まで読んだ僕の感想としては、映画の穴を埋めてくれる形で面白い漫画だと思います。やはり腑に落ちなかった点が解消されるのは気分がいいですし、そこが補われることで面白さも増すのではないでしょうか。重要な黒星先生のイラストにも近い絵で描かれているため、大きな違和感も感じないと思います。というか、かなり頑張って似せていると思います。ポッピンQを観た人には是非とも読んでいただきたい漫画です。ポッピンQを観ていない人にとっては、本編の展開に沿って描かれているためネタバレになってしまう点もありますが、読んでみてから本編を観るのもいいのではないでしょうか。

 

さて、ポッピンQはそろそろ劇場公開も終わる頃合いだと思いますが、最近意外に人気あるのでは?と思うことがあります。映画館への人の入りは確かに今ひとつだったと思うのですが、ポッピンQ関連のイベント(キャスト出演の上映会・製作陣のトークショー等)は盛況らしいのです。ひょっとすると次回作を期待してもいいんじゃないかと淡い期待を抱いています。次回作が作られる際には、今作で悪かった点をしっかり直してほしいですね。

 

それでは、今回はそんなポッピンQの漫画のお話でした。映画本編の悪い点がなくなるわけでは当然ありませんが、ポッピンQを観たのなら漫画版にも目を通してみてください。お疲れさまでした。

内田真礼1stミニアルバム 『Drive-in Theater』ディスクレビュー

こんばんは、僕ですよ。
今回はディスクレビューを書きます。ここ最近こんな感じでレビューしか書いてないんですけど、その内雑談的な記事も書くと思うんでしばしお付き合いを。
今回ディスクレビューを書くCDは、声優の内田真礼さんの1stミニアルバム『Drive-in Theater』です。購入したのは発売日の翌日だったのですが、大学のテストがあったりした関係でようやく書き始められます。発売から少し時間が経ってしまいましたが、既に購入した方もそうでない方にも何かの参考になれば。


Drive-in Theater

Shiny drive, Moony dive

記念すべき一曲目を飾るのは、僕が愛するUNISON SQUARE GARDENのベースでお馴染み、田淵智也氏作詞作曲のアメリカン・テイストで非常にキャッチーな曲です。編曲もやしきんという黄金コンビ。田淵智也提供曲っていうのは聞いたらすぐに分かるんですが、この曲もご多分に漏れず聞けばすぐに分かるご機嫌なナンバーです。すごく明るくポップな曲で、聞いていてとても楽しいですね。一度聞けばすぐに頭に入ってくるキャッチーさは流石の一言。
音の数も豊富で、ホーン隊や自動車のクラクションの音なんかも入っています。めちゃくちゃにぎやか。聞いていると自然と体が動いてしまう感じです。アルバムの一曲目ということで、このアルバムの方向性を決める大事な曲だったわけですが、「なんかすごく楽しい時間が始まったぞ!」というワクワク感を与えてくれる素晴らしい曲だと思います。

この曲は『世界旅行』をテーマにしたような曲で、歌詞にもそれが存分に現れています。世界中の有名な観光スポットを歌詞に織り込んだり、車で世界中を旅しているかのような歌詞はただ言葉を羅列しているだけじゃなく、『声優』内田真礼の声を通すことで可愛らしさを増してくるような、不思議な言葉選び。田淵節全開のどこかつかみどころのない、聴き心地や音の気持ち良さを重視したぶっ飛んだ歌詞は、この曲でもフルスロットルです。彼が書く歌詞の尋常ではないフックの効き方は、ユニゾンよりもこういった声優への提供曲の方が実感できますね。
サビの一節目の『Shiny Shiny ドライブ Moony Moony ダイブ』という歌詞なんか、何度も繰り返されることもあって聞いているだけですんなり覚えてしまいます。僕が特に天才だと思ったポイントはCメロの『ポニーじゃなくてグランドキャニオン』という歌詞。そんな歌詞何食ってたら思い付くんだ。普通思いついても歌詞にしようなんて思わないよなって言葉を歌詞にしちゃうんだからすごい。

田淵智也の書く『アニソン』の世界観にがっちりハマるのは、内田真礼戸松遥のような明るくて楽しい曲が似合う人だと思うので、やはりこのタッグは強いなぁと。

モラトリアムダンスフロア

この曲は『君じゃなきゃダメみたい』やTom-H@ckとの音楽ユニットOxTで有名な大石昌良氏作詞作曲の一曲。僕は大石さんの曲も大好きなのでどんな曲が来るのかなぁと楽しみにしていましたが、これがまたかっこいい。「こんな曲も歌えるのか!」と、内田真礼の新たな一面を垣間見たような気がします。
曲としては和テイストな合いの手やバックコーラス、かけ声を用いたダンサブルな曲。これが面白いんですよね。“ダンスフロア”なんてタイトルがつくように所謂『和ロック』な曲ではないんですが、バックで流れる小気味いい和テイストコーラスが脳裏に刻みつけられて、一曲目とはまた違う角度から強い印象を残していきます。聞き終わった後にしっかり“和”な印象が残るんですよね。なんというか、“お祭り”みたいな曲です。真礼さんは歌舞伎が好きらしいのでその辺りのエッセンスも加わっています。

この曲は歌詞もまた面白い歌詞してるんですよねぇ。良い意味でめちゃくちゃというか。“やぐらの太鼓”という歌詞が出てきたかと思えば、次には“シンデレラ”が出てくる。普通この二つのワードは共存しませんよ。繰り返される『ドンスタッ! ドンスタッタッダミュージック!』『ノックノック! ノッコンダハービッ!』という歌詞も頭に残りますし、前半二曲でがっちりファンの心を掴みに来た感じがします。

あ、あとこの曲は何度かしゃくりあげて歌うところがあるんですけど、そこがいい具合にフックとなって耳に残るんですよね。癖になる曲です。

Moment

ここまでの二曲の跳ねるようなアップテンポでインパクトのあるポップさとは一転、大人な聞かせる曲のゾーンに突入です。この曲も和テイストの曲ですが、モラトリアムダンスフロアとは違って和風な音というものは出てきません。エレクトロニックなバラード曲で、曲の骨組みを和風なものにしたような曲です。ちょっと歌謡曲っぽさも感じますね。

曲を聞いた後に歌詞を読んでみると「いいなぁ」と染み込むような、良い歌詞をしていると思います。和テイストな曲の歌詞ってなんだか切なくていいですよね。ちょっと涙を誘うような儚さがあって、曲調と相まってエモさを感じます。

5:00AM

続けて『Moment』以上に大人っぽくしっとりとしたR&B調のバラード、『5:00AM』へ。読み方は『午前5時』でいいみたいです。真礼さんが午前5時が好きらしくて、そこから生まれた曲だとか。午前5時が好きってなんなんだ。何か興味深い理由とかあるのかなと邪推してしまいますが、なんとなくフィーリングな気配がします。
僕にとってはこの曲が、アルバム通して二度目の「こんな曲も歌えるのか!」ポイントでした。明るい曲だけじゃかくて、こういう大人っぽい曲にも合う声なんだなと。声優ソング感が全く感じられない、それこそテレビによく出るポップスシンガーが歌いそうなバラードだったという点も少し驚きました。割と声優ソングでこういう曲を作るっていうのは挑戦なんじゃないかなと。

この曲は真礼さんも作詞を手がけているということで。どれくらいの範囲を担当したのか、そもそもどういう形式で作ったのかということが分からないので細かいことは言えませんが、真礼さんなかなか良い歌詞書いてると思いますよ。個人的には『ピアスを開けたきっかけ』という歌詞が好きです。この曲の悲しげな空気感を増長させてくれるといいますか。女性がピアスを開けるきっかけ、色々あると思いますがこの曲で歌われると切なさを感じます。

どうでもいいことですけど、バックで鳴り続けてるトライアングルっぽい音が好きです。

クロスファイア

黒須さんが作ったクロスファイア……。ラジオで真礼さんが言ってました。「あ、これそっちも同じこと思ってたんだ」と、なんだか少し安心しました。
ここでアルバムの流れを逆になぞるように、またしてもドラムがドンドコと鳴り響く賑やかな曲。真礼さんが野球好きということで、野球をイメージした曲になっています。もちろん歌詞には野球にまつわるフレーズがたくさん。その中に“恋”の要素も入ってきています。気になる彼と一緒に野球を見に来た、みたいなシチュエーションなんですかね。
すごいどうでもいいことですけど、Cメロで“延長”って歌ってるところが最初“炎上”に聞こえて笑ってしまいした。負けてんじゃんと。

この曲はバックで合いの手が賑やかに聞こえる曲なので、ライブが楽しそうです。『飛ばせ 飛ばせ 疾風の如く』の辺りはスタンドで応援してる感じを味わえるかも。今回のアルバムはライブが楽しみな曲が多いですね。
これは僕だけなのかもしれませんが、この曲もなんだか和っぽくないですか? サビの辺り凄くそんな風に感じるんですが。なぜかと言われると上手く説明できないのですが……。

Smiling Spiral

いよいよアルバム最後の曲。作詞作曲は我らが田淵智也ということで、このアルバムの頭とトリを田淵が務めてるのは僕としては嬉しい限りです。個人的にはこのアルバムで一番好きな曲でございます。
ハイテンションで軽快なイントロから始まり、Bメロでは少しオシャレな展開に。そしてサビで再び爆発といった、単調な展開ではない幅のある展開はやはり田淵智也ならではなのでは?

この曲はコール&レスポンスが用意されていたり、合間合間にコーラスが差し込まれたりと非常にライブで盛り上がる曲なのは間違いないでしょう。これも田淵のお得意と言いましょうか。ユニゾンでは徹頭徹尾ファンを煽るようなことはしない彼ですが、提供曲ではしっかりこういった要素を抑えてくるのがすごい。この超ポジティブコーラスやコール&レスポンスは、ライブで聞けば自然と元気が湧いてくる予感がします。

例によって歌詞の話なんですが、凄くいいんですよねやっぱり。めっちゃ前向き。真礼さんの歌が交わることで、まさしく『SmilingがSpiral』する一曲です。超楽しい。
それにしても、『みんなの「がんばって!」が聞こえたから また強くなれたよ』ってめっちゃいい歌詞じゃないですか? ファンからの声援を支えに強くなった姿を、このアルバムで彼女は見せてくれているのではないでしょうか。凄く楽しい曲のはずなのに、どこか泣けてくる。その理由はサビのこの歌詞にあるのかも。
実はこの曲、1stフルアルバムの『PENKI』のリード曲である、『Hello,future contact!』との繋がりがあるんですよ。『Hello,future contact!』では“Happy search”=“幸せを探す”ことをしていましたが、この曲では『お次の種目はHappy searchです これは、みんな楽勝ですね!』と歌い上げます。“内田真礼”というシンガーの成長、そしてファンとのここまでの歩みを、この曲では巧みに表現しているのではないでしょうか。やっぱり田淵は天才!



さて、いかがでしたでしょうか? 総評としましては、“内田真礼らしさ”が詰まりながらも新たな側面を見せつける、内田真礼の次のステージを予感させるアルバムだったのではないかと思います。
従来の彼女らしさが光る『Shiny drive, Moony dive』や『Smiling Spiral』といった楽曲達も、これまで通りではなく更に磨きのかかったものになっていたと思います。これまでの歴史を受けて、次の進化を感じさせてくれました。
『5:00AM』のような大人っぽい新しい一面を見せつつ、『モラトリアムダンスフロア』のような変化球も織り交ぜられており、この先真礼さんの活躍と進化が楽しみで仕方ありません。まだ買っていないという方は、ぜひご購入を。絶対に損はしないと僕が保証します。
ちなみに僕はアルバム先行で応募した2ndライブに当選したので、来月実際にこれらの楽曲達を楽しんできます! まさか当たるとは思ってなかったから金がヤバイ! 真礼さんのライブは今回が初めてなので少々緊張しますが、もし行くという方がいましたらよろしくお願いします。話しかけてやってくれてもいいんですよ。僕は2日目26日にいますからね。

それでは今回のディスクレビューはこの辺りで! さよなら!

【ネタバレ注意】『子ども』からの卒業、『大人』への第一歩 ポッピンQ レビュー・感想

どうも、僕です。今回の記事は映画の感想になります。折角ブログがあるんだし、ディスクレビューなんかもやったのでこういうことにも挑戦してみます。当たり前ですがネタバレ注意です。

今回僕が見た映画は東映アニメーション60周年記念作品の『ポッピンQ』です。キャラクター原案が僕の大好きなゲーム、サモンナイトを手掛けた黒星紅白先生ということで気になっていた作品です。世間での評価がどんなものかと様子を伺っていたところ、話題にはあまり上がっていませんがそれなりに評価が良かったこともあり、実際に見に行ってみました。見に行ったのが昨年の26日なので、だいぶ時間が経ってしまいましたが書いていこうと思います。


良かった点

キャラクター

まず、登場するキャラクターは皆可愛くて良かったと思います。メインキャラクターの五人はそれぞれ個性がありますし、好感が持てるキャラクターです。声優さんも良い演技をしていました。
そしてなんといっても黒星紅白先生のデザインが素晴らしい。黒星絵がしっかりと再現されていて、黒星先生のファンなら満足できるのではないかと。
今作は主人公達のパートナーに位置する同位体という存在が登場します。この同位体達はポッピン族というマスコット的立ち位置のキャラクターなのですが、これが可愛い。子ども受けしそうです。ぬいぐるみとか出したらちょっと売れそうかも。

ダンスシーン

今作は『時の谷』という異世界に飛ばされた主人公達が、世界の時間の崩壊を防ぐためにダンスを踊るという要素が含まれています。このダンスシーンは3DCGにより描かれているのですが、これがすごい。正直絵のアニメーションとの違いはほとんどありません。僕は結構CGに敏感というか、どうにも苦手で好きになれないところがあるのですが、ポッピンQのCGは非常に自然ですんなり受け入れることができました。ひょっとしたら初めてのことかもしれません。個人的には、折角ならばもっとたくさんダンスシーンを入れて欲しかったなと思います。

テーマ・設定

このポッピンQ、様々な要素がごった煮にされたような映画です。主人公達の卒業物語や青春劇にダンスシーン、異世界要素やマスコットキャラクター、果てはバトルシーンと盛りだくさん。ポッピンQはプリキュアに近い作品だと思います(実際に今作の監督は、プリキュアシリーズを手掛けた宮原直樹さんが担当しています)
まるで闇鍋のような映画で、作品の密度は大変濃いと思います。このそれぞれに光るものがあるため、これらの融合により生まれた個性は強烈です。プリキュアに近い作品とは言いましたが、特有の個性をしっかり持っていると思います。


さて、ここまで個人的に良かった点を書きましたが、正直良かった点以上に悪かった点の方が目立っていました。僕自身はそれほど嫌いじゃないのですが、やはり非常に惜しい・残念だと言わざるを得ないです。なのでここからはどこが悪かったのか、どうすればより面白かったかについて書いていこうと思います。

悪かった点

圧倒的な説明・掘り下げ不足

全体的に唐突すぎる点が多かった印象です。なんでそうなったの?と思うポイントが複数ありました。例えば、レミィが声を出せなくなった理由や、声が戻った理由。突然ラスボスとして出てきた大人沙紀のこと。キグルミとは結局どういう存在なのか等々……。
もちろん一から十まで全てを説明する必要はありません。ですが今作に関しては「これを描写したならちゃんと説明してよ」と思うものが多かったわけです。パンフレットにもその辺りは書いてあるわけではないので、どうしてもモヤモヤ感が拭えません。
それと、各キャラクターの掘り下げも浅かったです。主人公の伊純は流石に掘り下げられているのですが、他の四人はかなり浅いです。沙紀だけはラストに関わるため多少掘り下げられましたが、やはり浅い。伊純達と和解に至るまでの感動があまり感じられませんでした。もっとこのシーンで感動できたんじゃないかと思ってしまいました。
なぜこうなったのかという原因の一つは、恐らく続編ありきで作っていたからだと思います。これは映画をスタッフロール後の最後まで見ていれば誰しもがそう思うでしょう。なにせ予告映像のようなものまで作られているのですから、製作陣としてはそのつもりでいたのでしょう。これで本当に続編が作られるのなら回収されるものもあるでしょうし、ある程度許容はできます。しかし率直なところ、興行的には続編を作るのは難しそうですし、最初から二部作計画でもない限り続きは作られないんじゃないかなと。そうなるとかなり不完全燃焼な感想になってしまいます。

尺不足

これは上記の内容とリンクしますね。尺がもっとあれば、色々と説明することもできたでしょう。この尺だからこその密度の濃さやスピード感は間違いなくあるのですが、総合的に考えるとどうしても尺不足。やはり主要キャラ五人の掘り下げを十分にできていない点が痛いですね。
冒険を通じて五人に芽生える絆が重要なポイントの一つだと思うのですが、掘り下げ不足なせいで突然仲良くなったような印象を覚えてしまいます。テーマである『卒業』についても、伊純と沙紀以外は悩みや過去の描写が少ないので、克服した・乗り越えたという感動が薄いです。
また、伊純達と心の繋がったパートナーであるポッピン族の同位体達も、個人的にはあまり良くない要素だったかもしれないと感じます。彼等の存在が伊純達の心理描写をざっくりと省いてしまっているんですよね。
同位体達は伊純達と心が繋がっているので、何を考えているのかや過去のことが筒抜けです。なので伊純達の心の機微を全て説明してしまうのです。そりゃ彼等が全て説明してくれるのなら、心の動きや過去話をカットすることができるので、尺的には短くできていいでしょう。製作陣としても直接同位体の口で話させてしまえばいいのですから楽なのは間違いないです。でもその代償として、我々は各キャラクター達に感情移入することが難しくなってしまうわけです。一番の魅力であるはずの伊純達の友情や卒業譚が薄っぺらく思えてしまってもおかしくない状況になっていたと、僕は思います。

ターゲット層が分からない

これは興行的側面の話になってきますが、いまいちどの層をターゲットにした作品なのかが分からないんですよね。絵や声優なんかはオタク向けなんですけど、内容自体は幼少期にプリキュアを見てきた世代に向けたものでもあり、設定的には今まさにプリキュアを見ている子ども世代にも向いているように思えます。
これを好意的に捉えれば、先ほど言ったように様々な要素が詰まった非常に内容の濃い作品ということにはなります。ですが明確にターゲット層を絞らなかったことで、人の入りはいまいち良くない状況になってしまいました。幅広い層が楽しめる作品だとパンフレットには書いてありましたが、正直現実はそんなに甘くないわけです。ヒットさせるためにはやはり、狙う層を明確にするべきなんじゃないかなと。余程素晴らしい作品でもない限り、層を選ばずヒットするなんてことないですよね。ちなみに僕は極音上映を見てみたかったので立川に行ったのですが、一番近所の映画館の席を確認した時は夜の部に一人いるだけで、あとは全て空席になっている始末です。
まぁこれは時期も悪かったかなぁとも思いますけどね。なにせアホほどヒットしている「君の名は。」の後ですし(おまけに向こうもまだ上映中) また、折角『卒業』がテーマの作品ですし、冬じゃなくて春に上映すればまた少し違ったのかなという気もします。
あと、どうでもいい話なんですけど、上にある二つ目の画像のキャッチコピーが全然重要じゃないというか、キャッチコピーにするようなものじゃないってのもブレてるなぁという感じ。

総評

星をつけるとしたら二つ半ってところですかね……。僕は嫌いじゃないというか、むしろ好きな方ではあるんですけれども。やっぱり内容は濃くても細部がスカスカな感じで、見た後にどうしても腑に落ちない感覚を覚えてしまうのは良くないです。
再三述べてますが、やっぱり尺が足りてないのが悪い。この尺でやるならこんなに詰め込むのは厳しかったのかもしれません。ダンスと戦闘の両立もあんまり上手くいってなかった印象ですし、レノとか別にいらなかったんじゃないかな。物語の展開や構成が悪かったのが惜しいところ。とにかく「ここをもっと説明してくれれば……」や、「ここをもっと掘り下げてくれれば……」が多いのが残念でした。
ですが光るところや魅力も当然あったわけで。上手くやればもっと面白くできたんだろうなぁと思うと、よりもったいないと思ってしまいます。掘り下げ不足で伝わりにくいですがキャラクターは魅力がありますし、ダンスで世界を救うというのも面白い。何より黒星先生のファンの方は見に行っても損はないんじゃないでしょうか。
個人的にはストーリーの流れといいますか、中学校卒業を目前に控えた伊純達がこの冒険を経て、『子ども』だった自分から卒業し、『大人』への階段を一歩登るという卒業譚はとても好きでした。思春期ならではの心の揺れ動きを、僕はもう懐かしむ側に足を踏み入れてしまっています。しかし今まさに伊純と同世代の学生さんには、きっと刺さるものがあると思います。
正直作ってくれるのなら是非とも続編が見たいです。折角仲良くなった五人の絡みをまだまだ見ていたいと素直に思いました。嘘予告的なのも面白そうな内容でしたしね。本来なら同位体との友情も描きたかったのかなと、あの映像を見て思いました。そうすれば彼等を余計だったのではないかと思わなくて済んだのですが。


さて、最終的なまとめといきましょう。本当に繰り返しになって申し訳ないのですが、本作は尺がないのに無理やり内容を詰め込みすぎ、説明の手が回らず逆にスカスカになってしまったダイヤの原石、といったような映画です。魅力的な点・面白い点は確かに各所にあって、素材としては申し分ないものでしたが、それを上手く生かしきれなかった惜しい作品と言えると思います。本当にもっと掘り下げをして欲しかった……。それに尽きますね。
興味のある方は彼女達の卒業譚と、新たな物語のはじまりをご覧になってはいかがでしょうか。

劇場アニメ「ポッピンQ」 | 公式サイト